南沙良「セイコグラム~転生したら戦時中の女学生だった件~」(NHK)

 南沙良(20)が、15日放送のNHK総合『セイコグラム~転生したら戦時中の女学生だった件~』で主演を務める。

 同作は「戦時中にもしSNSがあったら…」というコンセプトのもと、現代の若手俳優が80年前に転生し、スマホからインスタグラムを通じて戦時下の日本の日常を発信していくシリーズ。昨年12月に「ロッパグラム~転生したら戦時中の喜劇王だった件~」で満島真之介が喜劇役者に転生し話題となった。

 第2弾となる今回、主演の南沙良が追体験するのは、戦後を代表する作家・田辺聖子さんの青春時代。NHKが去年撮影した映像には、田辺聖子さんの自宅が解体される直前、日記が発見される様子が映っていた。

 「十八歳の日の記録」と田辺さん自らが記した日記には、女学生だった戦時下の“リアル“が描かれており、悪化していく戦況のなかで、女学生が見た戦争とは…。若者たちの「日常と戦争」をインスタ仕様の「タテ型ドラマ」で伝える。

 南沙良は2017年8月に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。2018年7月に初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開され、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞。また、2022年田中圭が主演を務める映画『女子高生に殺されたい』でヒロインをとして物語の重要な役を演じた。

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