[写真]木山裕策がぎっくり腰でカラオケバトル優勝

収録4日前にぎっくり腰に。楽屋前でトロフィーを手にする木山裕策

 ヒット曲「home」で知られる歌手の木山裕策(46)が11日、テレビ東京系で放送された『THEカラオケ★バトル』に参加、本業歌手が多数参加する激戦を制し優勝した。その木山は放送終了後にブログを更新、収録4日前にぎっくり腰になり歩けない状態だったことを明らかにした。

 木山裕策といえば「home」が大ヒットし紅白歌合戦にも出場した現役サラリーマンシンガー。二足のわらじを履きながらも家族を想い歌い続ける姿に日本中が感動した姿は記憶に新しい。

 今回のカラオケ番組の出演が決まり、仕事の合間を縫ってひとりカラオケ店で黙々と練習を重ねていたという木山。番組は勝ち抜き式のバトル。決勝で「home」を歌い優勝することを誓っていたという木山は、カラオケ採点で勝負を決めるという今回のルールに従い、ひたすら高得点を目指していた。

 ブログによると事件が起こったのは収録の4日前だった。

 疲労が限界にきてぎっくり腰になり「10メートルも歩かないうちに、道端に座り込んで動けなくなってしまったんです。恥ずかしいんだけど、立てないんですよ、本当に」と語るほどの状態になったという。

 それでも「その日に練習に行かないとなんか負けちゃうような気がして」と練習をやめない木山に更なる悲劇が襲い、ついに立つことすらできなくなる。

 しかし週末に関西にライブで控えていた木山は治療を受け、実際に関西に赴きライブに出演している。お辞儀すらできない状態で歌い、その夜も休むことなくカラオケ。収録当日の朝まで練習に励んだ。

 「本番直前までは、腰にコルセットを巻いてましたね」。そして挑んだ本番、その結果は優勝だった。「そんなこともあったから、なおさら今回の優勝は嬉しいんですね」とも綴っている。

 木山がオーディション番組でデビューを掴んだのがちょうど7年前。当時「一生歌い続けようと誓った」と語っていたが、困難を乗り越え今も歌い続けており、ブログの最後はこんな言葉で締めている。

 「今回の挑戦は、いろんな意味で僕を初心に戻らせてくれました。デビューしてから、ちょうど7年。これからも、魂を込めて歌い続けたいと思います」

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