音楽
ブルーハーツ結成30周年、解散後も影響を与え続ける魅力とは パンクの特性から読み解く
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日本にパンクロックを定着させたブルーハーツ
日本におけるパンクロックの象徴的な存在とも言われているTHE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)が今年2月に結成30周年を迎えた。甲本ヒロト、真島昌利、河口純之助、梶原徹也の4人組バンドとして1985年に結成、87年にメジャーデビュー、95年に解散した。
「リンダリンダ」や「キスしてほしい」「情熱の薔薇」など、約10年間の活動で多くの名曲を残し、日本にパンクロックを定着させた。そして、様々なスタイルを継承する現代Jロックの原型を作ったとも言われその功績は大きい。
解散後もドラマやCM、映画などに使用され続け、今月4日に発売された30周年記念盤『ALL TIME MEMORIALS 〜SUPER SELECTED SONGS〜』は、オリコンデイリチャート初日から4日連続でトップ3入りを果たしている。
解散から20年経った今も親しまれている彼らの魅力とはなにか。ストレートな言葉と衝動を揺さぶるサウンド、そしてパンクロックの意外な特長でもある口ずさめるフレーズ。
パンクロックというジャンルの特性を読み解きながら彼らの魅力に迫ってみたい。
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