綾瀬はるかと長谷川博己、メイキング(C)2022「はい、泳げません」製作委員会

 長谷川博己と綾瀬はるかが共演する映画『はい、泳げません』(6月10日公開)のメイキング映像と60秒予告が解禁となった。

 泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。長谷川博己が、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(たかなし・ゆうじ)を演じ、そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香(うすはら・しずか)を綾瀬はるかが演じる。

 大学で哲学を教えている小鳥遊雄司役を演じる長谷川博己と、水泳のコーチ、薄原静香役を演じる綾瀬はるかのクランクインシーンから始まるメイキング映像では、スイミングクラブに入会した小鳥遊が水に顔をつけることを嫌がり、薄原に手を引かれ「子どもみたいなこと、言わない!」と叱咤されているシーンが映し出されている。

 5割がプール内での撮影となった本作。もともと水泳は得意な長谷川が「下手に泳ぐ練習」をして役に没頭するあまり、「溺れた動作を追求している時に、「長谷川さんが溺れている!」とスイミングスクール内にちょっとした緊張が走った」と、監督の渡辺謙作が語るほどの迫真の演技を見せている。

 メイキング映像では、そんな長谷川がコーチ役を演じる綾瀬に手を引かれ、水の中にひっくりかえって手足をバタつかせて慌てる熱演が映し出される。「カット!」の声がかかった瞬間に、かかった水飛沫を拭いながら思わず笑ってしまった綾瀬の表情に、撮影時の和やかな雰囲気を感じとることができる。

 また、60秒本予告では「僕の水への恐怖心は切実なんです」という小鳥遊が、プールの中で緊張のあまりブルース・リーのような表情をしているシーンに笑いを誘われるものの、Little Glee Monsterのバラードナンバー「生きなくちゃ」に乗せて映し出されるのは、「僕は父親失格だ!」と、妻だった美弥子(麻生久美子)へ涙ながらに吐露する姿が。かつて夫婦が直面した悔やんでも悔やみきれない出来事を予想させる映像もあいまって、胸を打たれる予告となっている。

 泳げない雄司と泳ぐことしかできない静香。正反対の二人がプールで出会い、水泳を通じて自らの過去に対峙していく。もう一度自分らしく生きるため、苦しい再生への第一歩を踏み出す小鳥遊に、心からエールを送りたくなる内容だ。

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