シンガー坂本つとむが11日、東京・代々木八幡宮でヒット祈願を行った。

 今年の有線放送キャンシステム1月度「お問い合わせランキング」(演歌・歌謡曲)で1位となるなど、「青春時代の甘酸っぱい恋愛体験が蘇る」、「韓流ドラマのような世界観」と話題となっている『LOSTプロポーズ』を歌うシンガー坂本つとむ。

 テレビ出演やラジオでの紹介で、『鳴かず飛ばずのアラ還シンガー』と称されていることに対し坂本は、「鳴かず飛ばずというと皆さんは、全く日の目を見ていないというようなことをイメージされますが、私自身はそう思っていなくて、飛ぶ機会を伺っている状態だと思っていました。現在59歳で、来年には60歳という還暦を迎える中、様々な場面で私の曲がクローズアップされていることを実感し、まさに今が飛ぶチャンスなのだと思っています」と、力強くコメント。

坂本つとむ

 改めて自身が歌う「LOSTプロポーズ」に対し、「この曲は“伝えられなかった想い”ということを歌っています。誰しも後悔することはあると思うのですが、この曲を聞いた方が、恋人に限らず家族や両親、友達とのこれまでを思い出し、これからの未来が後悔無く過ごせることに繋がればと思っています」と、ヒットの兆しを見せる同曲への思いを寄せ、「自分自身も来年還暦を迎えますが、40年前の20歳の時、矢沢永吉さんのキャロルに憧れ上京した気持ちを忘れず、来るべき60代を後悔無く生きていけるようこの『LOSTプロポーズ』大切に歌っていきたいと思います」と語り、還暦からの“成り上がりストーリー”へ意欲を見せた。

坂本つとむ

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