「チ。」×amazarashi、往復書簡プロジェクト『共通言語』をスタート
amazarashi
4月13日にオリジナルアルバム「七号線ロストボーイズ」をリリースするamazarashiは、累計200万部を突破する『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の人気漫画「チ。」との往復書簡プロジェクト「共通言語」をスタートすることを発表した。
「チ。」は、地動説をテーマに、自分の命よりも大切なものとして、知性や真理を探求した人間たちの生き様を通じて、読者に命の価値や意味を問う作品。4月についに完結を迎える漫画家魚豊氏の代表作
魚豊氏がamazarashi のファンであることがきっかけでスタートしたこのプロジェクトは、ロックとマンガという異なる表現でありながら、それぞれに現代社会の苦悩や、無情や挫折や絶望、そしてその先にある希望を描いてきた二人のクリエイターが、お互いの最新作の発表に際して、新たな作品の発表を介して会話し合うという試みとなる。
第一弾は、魚豊氏から、amazarashiへ。アルバム「七号線ロストボーイズ」収録楽曲の「1.0」に着想を得たイラストを描き下ろす。このオリジナルイラストは、本日より、特設サイトにて公開されている。
さらに、その魚豊先生が描き下ろしたイラストをモチーフに制作された「1.0」のMVが、「チ。」のコミック第7巻が発売される3月30日にプレミア公開される。
アルバム「七号線ロストボーイズ」から先行で公開される楽曲「1.0」はamazarashi がインディーズ時代にリリースしたアルバムタイトル「0.」「0.6」から始まり10 年の時を
超えて「1.0」となるamazarashi の新たなステージを考えさせられる楽曲となっていて、公開日の3月30日より先行配信も開始される。
また、3月23日22時より放送のJ-WAVE(81.3FM)"SONAR MUSIC"内にて新曲「1.0」の初オンエアがされる。
今後は、第二弾として、amazarashiから「チ。」へ作品を贈る。「チ。」をテーマに秋田ひろむが新曲を書き下ろし、「チ。」の最終第8巻の発売日である6月30日に公開する予定となっている。
amazarashi秋田ひろむコメント
『チ。』を読んで打ちのめされて、僕はしばらく落ち込みました。同時に大きな勇気をもらいました。
この作品自体と、登場人物たちの信念と覚悟に気圧され、「ここまでやれる」というゴールラインを遥か彼方に引かれてしまった気持ちです。
時間と情熱の堆積のようなこの作品に、僕らの曲は蛇足かもしれませんが、気持ちを込めて一曲書き下ろしさせてもらいます。
魚豊さん、amazarashiとコラボしてくれてありがとうございます。
魚豊コメント
敬愛するamazarashiさんとコラボレーションの機会頂き大変光栄です。
氏のメロディとアフォリズムには、そこにしかない手触りと重みがあり、
それらが演出する鋭利な緊張感は、練磨を重ね、新曲においては、確かな包容力へと変換され出力されていました。
"amazarashi"の音楽に共通して宿る、静謐な信念と、多弁な情報量を、少しでも模倣できればとイラストを描かせて頂いた次第です。
それでは私はいちファンに戻り、今後とも作品を拝聴させて頂きます。
amazarashiを聴く事がきっと、私にとって(勿論、他のリスナーの方々にとっても)0から1への大海原を泳ぐ為の酸素になる筈でしょうから。
チ。×amazarashi
往復書簡プロジェクト『共通言語』特設サイト
https://www.amazarashi.com/kyoutsuugengo/