『妖怪シェアハウス』ドラマ続編&映画化決定

 小芝風花が連続ドラマ初出演を務めた『妖怪シェアハウス』(2020年7月クール放送)がこの度、4月クール土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』として帰ってくることが決定した。さらに映画『妖怪シェアハウス』が2022年6月に公開されることも決定した。

 本作は、小芝演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪(めぐろみお)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて澪が直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた異色のホラーコメディー。

 土曜ナイトドラマ枠の個人視聴率歴代最高タイ(「おっさんずラブ‐in the sky-」と同記録の2.4%)、世帯視聴率歴代最高タイ(「M 愛すべき人がいて」と同記録の4.7%)を記録。さらには放送文化の向上に貢献した番組を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2020年9月度月間賞も受賞するなど、大きな話題を呼んだ。

 そんな『妖怪シェアハウス』が約1年半の時を経て、スケールアップ。小芝はもちろん、レギュラーキャストも勢ぞろいし、お岩さん/四谷伊和役の松本まりか、酒呑童子/酒井涼役の毎熊克哉、座敷童子/和良部詩子役の池谷のぶえ、ぬらりひょん/沼田飛世役の大倉孝二ら妖怪の続投も決定し、新たな妖怪伝説(!?)をつむぐ

 前作では、人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自分の思うがまま自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢も見つけ、やりたいように「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった…はずだったのですが、世知辛い世の中、現実は厳しく気持ちだけではそう上手くはいかない。

 『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』では、生活するお金にも困り果て描きたい小説も書けない…またしてもボロボロになった澪が、シェアハウスに里帰り。再び妖怪たちと一緒に暮らすことになる。

 さらに前作では人間界に紛れて暮らす多くの愉快な妖怪たちが続々と登場したが、今作にも新妖怪たちが続々登場する…が、その妖怪たちに何から異変が現れ…本来は心優しい妖怪たちが次々と“闇落ち”してまさかの邪悪化!? 再びどん底に陥った澪の運命は? そして妖怪たちに一体何が起きて、邪悪化した妖怪たちが巻き起こす騒動とは…!? 

 今回の続編&映画化という驚きの発表には、小芝風花をはじめ、キャスト全員が「本当に嬉しい!」と目を輝かせて大喜び。小芝は「1作目を撮っている時に『シーズン2があったらいいね!』、『映画化できたらいいね!』と、話をしていたんです。その夢が叶うなんて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです!」と、実は前作から続編の実現を切望していたことを明かしていた。

 すると、今回の続編に関して毎熊も、「実は前作の撮影が終わる頃に、マネージャーさんが、『この作品の続編のスケジュール調整を頑張っている夢を見た』って言ってたんです。それを聞いて『正夢になっちゃいますよ』なんて言っていたら、本当になって驚きました」と語り、既に1作目時点で予言されていたことが発覚。

 全員が『妖怪シェアハウス』へ熱い思いを抱いているようで、約1年半ぶりに妖怪の装いをした松本は、「自然と動作やしゃべり方が四谷伊和になるんです。なんなら、よりお芝居が濃いめになって、ちょっとパワーアップし過ぎているかも(笑)。でも、やりたい気持ちがうずうずしてしまって、前回よりももっと激しい伊和さんになっちゃいそうで、ちょっと戦々恐々としております」と、すでに全力で撮影に挑んでいる様子。

 その一方で、映画化については小芝が「30分のドラマでもボリューム満点で満足感がある作品だと思うので、2時間もこの世界観をたっぷりと堪能できるという嬉しさも あります!」と語るなど皆喜びつつも、池谷が「妖怪の姿があんなに大きい画面で登場するかと思うと、ちょっと恐ろしいですね。お子様とかビックリしないで見てもらえたらなと思います」と心配を語ると、全員が爆笑しつつも激しく同意していた。

 今回のドラマ続編と映画に驚きながらも心底喜んでいるキャスト陣だが大倉は「撮影初日だっていうのに、風花ちゃんはもうシーズン3の話もしていましたから。やる気満々ですから!」とすでに小芝がその先の話をしていることも明かし、「なんとかシーズン3につなげるためにも、いい作品にしたいと思います!」と意気込みを語っていた。

■小芝風花(目黒 澪・役)コメント

――ドラマの続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 本当に嬉しかったです! 1作目を撮っている時も「シーズン2があったらいいね!」、「映画化できたらいいね!」と、いろんな妖怪や幽霊もまだまだいっぱいいるので続編できるねという話をしていたんです。その夢が叶うなんて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。

――妖怪たちの皆さんと再会していかがですか?

 前作から1年半空いているので、ちゃんと澪として帰ってこれるかな、関係性とか大丈夫かなと少し不安だったのですが、皆さんと久しぶりに本読みの日に集まって、詩さん(池谷のぶえ)の「むかーしむかし」という声を聞いた瞬間に、ブワーっと記憶がよみがえってきて、皆さんとならすぐに感覚が戻れると確信したと同時に、また一緒にできるなんて改めて幸せだなと思いました。

――前作に引き続き、続編でもまた個性豊かな妖怪が続々と登場しますが、もしご自身を妖怪と例えるとしたら?

 「あくび妖怪」です。本当によく、あくびをしちゃうんです。カメラの前でも大きい口を開けてしまって、決して気を抜いているとか、怠けているとかではないんですけど、とにかく止まらないんです。でも、ちゃんとやる気はあるんです! …ということだけは伝えさせてください(笑)。

――さらに今回、映画化も決まりましたが、いかがですか?

 この作品を、大きなスクリーンで2時間も見られるんだ!って思いました。30 分のドラマでもボ リューム満点で満足感がある作品だと思うので、2時間もこの世界観をたっぷりと堪能できるという嬉しさも ありますね。

――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 とにかくパワーアップしています! シーズン1では、澪は妖怪さんたちに助けられながら成長してきましたが、続編では妖怪さんたちが闇落ちするという恐ろしい現象が起きるなど、また前回とは違った楽しさがいっぱい詰め込まれています。新妖怪も続々と出てきますので、どんな妖怪が出てくるのか、ぜひ楽しみにしていてください!

■松本まりか(お岩さん/四谷伊和・役) コメント

――ドラマの続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 すごく嬉しかったです! 続編をやりたいねって本当に話していて、やりたい気持ちはあっても、まさか実現するとは思っていなかったんです。それが本当に「やります」って聞いた時は、とても嬉しくってワクワクしました。

――久々の妖怪の装いをしてみて、いかがですか?

 ビジュアルを作っていただくと、すぐに勘が戻って自然と動作やしゃべり方が四谷伊和になるんです。なんなら、よりお芝居が濃いめになってきてしまって、「あ、いけないいけない、ちょっとパワーアップし過ぎているな」って(笑)。でも、やりたい気持ちがうずうずしてしまって、前回よりももっと激しい伊和さんになっちゃうのかなと、ちょっと今、戦々恐々としております。ちなみに、装いは季節に合わせて少し変わっていて、眼帯も新しくなったりしています。

――前作に引き続き、続編でもまた個性豊かな妖怪が続々と登場しますが、もしご自身を妖怪と例えるとしたら?

 私は「妖怪おしゃべり」かな。隙あれば、皆さんに話しかけたくてしょうがなくて、ずーっとおしゃべりしちゃう(笑)。私たちは気づいたらいつもご飯の話してるんです。今回もご飯の話をし始めた時に、「あ、この現場に帰って来たな」って思いました。すぐに1年半前の関係性に戻れて、とても楽しいです。もっともっとおしゃべりしたいです!(笑)

――さらに今回、映画化も決まりましたが、いかがですか?

 もし映画に私がサブタイトルを付けるとしたら、「映画化するん怪!」ですね(笑)。ドラマのシーズン2に加えて、「映画化もするんかい!」って驚いたので。喜びの気持ちの突っ込みと、純粋な突っ込みを込めてます。本当にすごいことですよね!

――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 撮影初日を迎えて改めて感じたのは、「スーパー面白い!」です。演じていてスーパー楽しいので、出来上がった作品は前作を超えるのではないかなと思っています。「期待して待ってくださって大丈夫です!」と自信をもって言えるくらい面白い作品になると思うので、楽しみにしていてください。

■毎熊克哉(酒呑童子/酒井 涼・役) コメント

――ドラマの続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 前作の撮影が終わる頃に、マネージャーさんが、「この作品の続編のスケジュール調整を頑張っている夢を見た」って言ってたんです。それを聞いて、「正夢になっちゃいますよ」なんて言っていたら、本当になって驚きました。前作の撮影時は、コロナウィルスが蔓延し始めた頃で世の中が大変な時期だったこともあり、より思い入れが強くなった作品でもあります。続編ではもっと面白い作品になるとワクワクしています。

――久々の妖怪の装いをしてみて、いかがですか?

 毎回衣装が格好良く、また前作と同じようで少し違う部分もあります。台本を読んで練習している時は、大丈夫かなと不安な気持ちもあったのですが、この衣装を着ると気持ちがとても盛り上がり、「あぁ、帰ってきたな」って感じます。

――前作に引き続き、続編でもまた個性豊かな妖怪が続々と登場しますが、もしご自身を妖怪と例えるとしたら?

 「妖怪お眠り小僧」です(笑)。以前はそんなことなかったのですが、最近は2時間おきぐらいに睡魔が襲ってくるんですよ。仕事場ではもちろん寝ませんが、何もなかったら2時間おきに寝ちゃっていることがあります。

――さらに今回、映画化も決まりましたが、いかがですか?

 僕が映画化を聞いて一番最初に思い浮かんだのは、豊島監督がニコニコしていろんな遊びを考えている場面です。監督がどんな遊びを考えているのか、とても楽しみです。

――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 1年半ぶりに皆と集まれるととても楽しみに初日を迎えたのですが、現場では皆がニコニコしてワクワク仕事をしているんですよ。そういう風に作った作品が面白くないわけがない! ホラー作品ではありますが、この作品を見ても誰も不幸にならない! だからもうそれ以上言うことはないです、とにかく楽しみに待っていてください!

■池谷のぶえ(座敷童子/和良部詩子・役) コメント

――ドラマの続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 1作品目で盛り上がると、シーズン2や映画化やりましょうという話になりますが、だいたい、いつの間にか流れていってしまうことが多いですよね。だから今回は「本当にできるんだ!」と喜びを感じました。それも多くの方に見ていただいて、皆さんの応援があってこそだと思うので、とても嬉しかったです。

――久々の妖怪の装いをしてみて、いかがですか?

 シェアハウスのお部屋など、前回とは少し違うんですけれど、前作のお部屋にあった物とかもたくさんあったりして、見守ってくれてる感じがします。また、詩子の髪飾りなどもとっておいてくださったりして、スタッフさんたちの愛を感じますね。

――前作に引き続き、続編でもまた個性豊かな妖怪が続々と登場しますが、もしご自身を妖怪と例えるとしたら?

 私はじっとしているのが得意なので、「妖怪静止画」とかですかね。常にじっとしていて、あまり動かないです(笑)。だいたい食べ物のことを考えています。

――さらに今回、映画化も決まりましたが、いかがですか?

 妖怪の姿があんなに大きい画面で登場するかと思うと、ちょっと恐ろしいですね。お子様とかビックリしないで見てもらえたらなと思います。

――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 前作も夜遅い時間帯の放送だったのですが、録画していただいて次の日の朝にお子さんと一緒に見ましたと言ってくださる方も多くて、子どもたちも楽しんでくれているんだなということをすごく感じました。今回もたくさん録画して、お子様も一緒にたくさん見ていただけたら嬉しいですね。また、映画では友達同士やご家族一緒に見に行けますし、見た後に皆でわいわい盛り上がっていただけたら良いなと思います。

■大倉孝二(ぬらりひょん/沼田飛世・役) コメント

――ドラマの続編が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

 ドラマと映画が終わるまでは、元気でいなきゃいけないなって思いましたね。あと、続編でぬらりひょんが違うキャストになっていたら嫌だなって。映画化したら違う人がやってるかもしれないけど…その辺は我慢します(笑)。

――久々の妖怪の装いをしてみて、いかがですか?

 ぬらりひょんの頭は、実はカツラなんですけど、続編では新しくなっているのかな?と思ったら全く同じものでした。とっておいてあったんですね。続ける気満々!(笑) カツラの被り心地は…あんまりよくないんです。でもそれが仕事ですから、頑張ります。

――前作に引き続き、続編でもまた個性豊かな妖怪が続々と登場しますが、もしご自身を妖怪と例えるとしたら?

 僕は風花ちゃんに、「大倉さんだけ妖怪感がだだ漏れ」だって言われたんです。何妖怪かはわからないですけど、僕は妖怪であることは間違いないですね。(皆から「カレー妖怪」「アドリブ妖怪」と言われて)そんな妖怪いないよ! カレーのお店に詳しい妖怪…妖怪である必要がない! でも、じゃあ「妖怪アドリブカレー」にします。まずそうだな。

――さらに今回、映画化も決まりましたが、いかがですか?

 やっぱりデカい画面ですからね…毛穴の黒ずみとか気を付けていきたいですね。いいのある?(笑)

――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 前の方が良かったって言われるかもしれないですからね、頑張っていきたいと思いますよ。撮影初日だっていうのに、風花ちゃんはもうシーズン3の話もしていましたから。やる気満々ですから! なんとかシーズン3につなげるためにも、いい作品にしたいと思います。

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