シンガー花耶、デビューライブで武部聡志と共演
左からマシコタツロウ、花耶、武部聡志
先月26日、「白馬の王子と薔薇色の私」(作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ・編曲・武部聡志)でメジャーデビューを果たしたシンガー・花耶(かや)が6日、東京・渋谷TAKE OFF7で「花耶デビューライブ~First Step~」をオンラインで開催した。
ライブでは、全国のラジオ局でパワープレイとなったデビュー曲「白馬の王子と薔薇色の私」をはじめ、高校2年生の時に出場したNHK「のど自慢」で歌唱し、見事チャンピオンとなった「みんな空の下」(オリジナル歌唱・絢香)や、先日放送されたテレビ東京「THEカラオケ★バトル」での歌唱が大きな話題となった「Precious」(オリジナル歌唱・伊藤由奈)といったカヴァー曲など、デビュー曲を手掛けた一青窈が“ホーリーボイス”と称した透明感溢れる歌声で全10曲披露した。
ライブの最後には、デビュー曲を手掛けたプロデューサーの武部聡志と作曲家のマシコタツロウが駆けつけ、武部のピアノ演奏との共演で「アメイジンググレイス」を歌唱。圧巻のセッションに武部は、「デビューライブとは思えない堂々とした歌いっぷりに感動しました。レコーディングの時にも感じたのですが、花耶さんの声の波動が心に響き胸を震わせるのだということを改めて感じました」とコメント。
また、会場に来ることが出来なかった一青窈に変わり、急遽会場に駆けつけたマシコ氏は、「本番前は緊張していても歌に行く時のスイッチの入り方はアスリートのようで、それをステージで出せるというのはまさにプロだなと感心しました。彼女の歌は“ながら”で聞くのではなくて、立ち止まって向き合ってほしい歌声だと思います」と、デビューライブとは思えないパフォーマンスと歌声を絶賛。
さらには、彼女が出演したテレビ東京「THEカラオケ★バトル」で、思わず彼女の歌声に涙した番組MCの柳原可奈子からビデオメッセージが届き、「歌声が本当に素晴らしくて気づいたら涙が頬を伝っていました。娘のように応援したい気持ちで聴き始めましたが、最後は母のように抱きしめてもらえるような歌声がすごく印象的でした。ピュアでミートソーススパゲッティが大好きで、ちょっぴり大人しいけど負けず嫌いな花耶ちゃんってずっといてください!」と、エールを送った。
今後については、「これまで自分が色々な場面で歌に助けられてきたので、私の歌が少しでも皆さんに寄り添って、日々の生活などで力になれたらと思います。高校生の時に行った日比谷野外音楽堂で感じた開放感や一体感が忘れられないので、いつか野音でコンサートを行うことが夢です」と、新たな目標への意欲を語った。
セットリスト
■「花耶デビューライブ~ First Step ~」
2月6日 渋谷・TAKE OFF 7
1.This Love(オリジナル・アンジェラアキ)カヴァー
2.みんな空の下(オリジナル・絢香)カヴァー
3.あなたがいることで(オリジナル・Uru)カヴァー
4.Precious(オリジナル・伊藤由奈)カヴァー
5.Better Times Will Come(Janis Ian)
6.白馬の王子と薔薇色の私
7.ヒヤシンス
8.Your Song
9.君の名前
10.アメイジンググレイス with 武部聡志(Piano)







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