第65回NHK紅白歌合戦が大みそかの31日、NHKホールから生放送され、3年連続白組の勝利で幕を閉じた。白組の司会を務めた嵐のリーダー大野智は、タモリから優勝旗を渡されると「あとでゆっくりと(優勝旗を)5人で持ちたいと思います」と喜んだ。

 白組司会の嵐と紅組司会の吉高由里子、そして審査員のタモリと黒柳徹子のトークで始まった今年の紅白は、紅組27組、白組24組で計51組の歌手が出場。HKT48、May J.、薬師丸ひろ子、V6、SEKAI NO OWARIが初登場した。

 特別枠では、サザンオールスターズが31年ぶりに出場。年越しライブを行っている横浜アリーナから中継で結び「東京VICTORY」など2曲を熱唱。更に、体調不良で活動休止していた中森明菜も米国からの中継で新曲「Rojo -Tirra-」を歌い上げた。

 今年大ヒットした映画『アナと雪の女王』では、声優を務めた神田沙也加が本家エルサ役のイディナ・メンゼルと夢の共演。映画の挿入歌「生まれてはじめて」や主題歌「レット・イット・ゴー」を歌い上げるとともに、日本の会場と「レット・イット・ゴー」の大合唱も行った。

 ほかにも、SMAPの歌唱時には世界で活躍するギタリストのMIYAVIが登場。ゴールデンボンバーの樽美酒研二は頭髪をバリカンで剃り上げるサプライズ演出をして観客、共演者を驚かせた。

 今年の紅白のトリを飾った嵐はヒット曲「GUTS !」を、初めて大トリを務めた松田聖子は「あなたに逢いたくて~Missing You~」を歌い上げて紅白を締め括った。

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