でか子犬、ドラえもん、レッサーパンダ　22年上半期の映画トレンドはズバリ…ビッグ＆スモール

　映画『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』（原題『Clifford the Big Red Dog』）が21日に全国公開される。

　赤い子犬が一晩明けたら愛情の分だけでっかくなっちゃう、というインパクト大の設定が大きな話題をさらっている、『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』。

　コロナ禍で悩みの尽きない全米のファミリーをあたかかく励まし大評判の本作、いよいよ21日の日本公開が近づく中、奇しくも2022年上半期は、常識外れのでかさと、驚きの小ささで展開される映画が続々公開＆配信予定。

　現実社会では遭遇することのないイマジネーションに満ちた世界観はやはり映画ならではで、夢のある時間を親子で一緒に楽しめそうだ。迫力満点、ユーモア満載、大人も子どもも胸をうつビッグ＆スモールなラインアップがにわかに注目を浴びている。

『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』1月21日(金)公開

　いち早く昨年11月に公開を迎えた全米ではコロナ以降の“ファミリー映画”で最高のスタート。オープニング５日間で2200万ドルを記録。またアメリカの大手リサーチサイトRotten Tomatoesではオーディエンススコア94％。一般の観客対象のアンケートによるCinemaScoreで堂々「A」ランクを獲得。いよいよ1月21日(金)より、クリフォードが日本の大きなスクリーンを駆け巡る。

　日本語吹替版キャストには、たしかな人気・実力と、犬への大いなる愛を兼ね備えた、ワンダフルな豪華声優陣が集結。チャーミングで憎めないクリフォードに大きな愛情を注ぐ、大切な相棒となる主人公の女の子・エミリー役には、「鬼滅の刃」や『劇場版 呪術廻戦 0』など超話題作へ次々に出演、目覚ましい活躍を続けすっかりお茶の間でもお馴染みの花澤香菜。エミリーに好意を寄せ、困ったときには手を差し伸べてくれる同級生オーウェン役には、2020年「ヒーリングっど（ハートマーク）プリキュア」キュアアースが小学生女子を虜にさせた三森すずこ、さらに金丸淳一、諏訪部順一がでっかい大騒動を彩る。

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』3月4日(金)公開

　約1年の公開延期を経て、満を持して公開される映画ドラえもんの最新作も、“リトルスターウォーズ”と名がつくように、地球に不時着した小さな宇宙人とドラえもんたちが宇宙を巡る大きな戦いを繰り広げる1本。名作として語り継がれるシリーズ6作目『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品で、のび太たちがスモールライトで小さくなり交流を深めた宇宙人パピとの絆が描かれるストーリーが、時代を問わず大きな感動を呼ぶ。ゲスト声優には、香川照之、松岡茉優をむかえ盤石の声優陣による熱演も見どころ。

『私ときどきレッサーパンダ』3月11日(金) Disney+にて配信開始

　“でっかくて赤い動物”というまさかの共通点も話題。ピクサーが贈る最新作の主人公は、ときどきでっかいレッサーパンダになっちゃう女の子!?　もふもふキュートなビジュアルはもちろん、傑作連発のピクサーが放つ”女の子が感情のコントロールを失った瞬間にレッサーパンダに変身しちゃう”という驚きのアイデアに、新たな境地が描かれる期待が寄せられている1本だ。

　悩み多き多感なティーンエイジャーが、姿かたちを超え、友人や母親との関係を通して自分らしさとは何なのかを見つけていくこの作品からは、これからの未来を生きていくための大事なテーマを子どもたちも感じ取ってくれるはず。