森山直太朗のデビュー20周年を記念したオリジナルアルバム「素晴らしい世界」が、3月16日にリリースされることが発表され、同時に新ビジュアルと20周年記念サイトが1月19日、公開された。

 2002年10月にミニアルバム「乾いた唄は魚の餌にちょうどいい」でデビュー。以降、独自の世界観を持つ楽曲と、ライブ活動を日本全国で展開し、唯一無二の歌声が幅広い世代から支持されてきた森山直太朗。

 今年10月に迎える20周年を前にリリースされる記念すべきアルバムには、新曲をはじめ直近2年の間にドラマや映画のタイアップ曲として発表したオリジナル曲はもちろん、代表曲「さくら」や提供曲「花」などタイアップなどをきっかけに再度、レコーディングやセルフカバーし直した全12曲を収録するほか、未CD化音源のボーナストラックが収録される。

 全国に生でその“唄声”を伝えるため精力的にライブを続けてきた森山だが、コロナ禍でのライブの延期&中止を余儀なくされたことはもちろん、20周年を目前に昨年自身もコロナに罹患。

 そんな経験を経て発表されるアルバムのテーマは“光と影”。リード曲となる「素晴らしい世界」「愛してるって言ってみな」は、相反する曲調でありながら、病を経て改めて感じた命あることの喜びや感謝など、現在の森山自身の一貫した想いを詰め込んだ楽曲に仕上がっており“これまで史上最高に森山直太朗”と言えるアルバムに仕上がっている。

 さらに初回限定盤には、これまで発表してきた全205曲から、森山自身が選んだ100曲を詩集として収載した「森山直太朗 詩歌集(しかしゅう)」を同梱。初回限定盤および通常盤(初回プレス分限定)は、環境にも配慮した紙ジャケットを採用するなど、こだわりを詰め込んだ。

 また、本日開設された20周年記念特設サイトには、森山の手書きメッセージを掲載。アルバム「素晴らしい世界」や20周年に込めた想いとともに今回この本人の直筆メッセージで初めて発表される情報など、今後このサイトからさまざまなコンテンツが展開されていく。

 アルバム「素晴らしい世界」は、今日から全国CDショップなどで予約開始。

森山直太朗コメント

~20周年記念特設サイトから抜粋~

二〇二二年、デビューしてから二〇周年を迎えます。
唄をする者として、皆様の前に立ち、悩みながらもひたすら唄うことを積み重ねてきました。
この二〇年、そのときどきにおいて、たくさんの方が自分を受け入れ、支え、励ましてくれたから、ここまで歩いてこられたと改めて感じています。
まず、そのことを心から感謝したいです。
本当にありがとうございます。
(中略)
「素晴らしい世界」は、自分の中に内包されている。闇があってこそ、その均衡が取れている、そう気づいたのです。
そのことをひとつの曲にし、アルバムを作りました。この二年で制作した楽曲を収録していますが森山直太朗の二〇年が、人生が詰まっていると言っても過言ではないものに仕上がっています。
今年から来年にかけ、全身全霊で唄をお届けする所存です。

▼森山直太朗 20周年記念特設サイト「素晴らしい世界」
https://sp.universal-music.co.jp/naotaro/20th/

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)