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 豊川悦司が主演、中村倫也が共演するAmazon Original連続ドラマ『No Activity/本日も異状なし』。豊川演じる、出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾とバディを組む、人たらしな新米刑事・椎名遊を演じる中村が、自身が演じるキャラクターとの意外な共通点のおかげで、特別な役作りは行わず素の自分で演じることができたことを明かした。

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 中村といえば、『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』(18)でのドSなモラハラ夫役や、『半分、青い。』(18)での爽やかで優しい好青年役、さらに主演作『水曜日が消えた』(20)では1人7役を演じるなど、幅広い演技が定評の実力俳優だ。

 そんな中村が、今回新たに演じる椎名というキャラクターは、一歩引いた態度で何事も要領よくこなし、人の懐にスッと入り込む人たらしなゆるイケ新米刑事。バディを組む時田が繰り出す、突拍子もない発言や行動にも動じることなく、張り込み捜査中にも関わらず2人で下ネタ満載のくだらないお喋りを繰り広げていく。

 中村はそんな椎名のキャラクターを聞いた時、「全然地でいける感じなので大丈夫だなと思いました」と語り、自分の性格と重なる役柄だと思ったそう。

 さらに中村は、「割とシュッとした人物を演じることが多かったので、こういうキャラクターのイメージはないかもしれないですね。でも実は、椎名の雰囲気は二十歳ちょいくらいの自分のノリに近いんです」と語り、本作で演じるまた新しい雰囲気のキャラクターとの意外な共通点を明かした。

 無線連絡室のベテラン指令官・美里を演じる木村佳乃もまた、中村が椎名を演じることについて「倫也君のことは彼が16歳くらいの頃から知っているのですが、彼が椎名を演じるのは簡単に想像できるくらいぴったりだなと思いました」と語っている。

 木村は、「椎名の、言っていることと腹で思っていることが実は違うっていう役どころは倫也君は得意だろうなって。美里がワーって怒っているところに椎名君が出てきて、声だけでほだされるシーンがあったのですが、そういうシーンも声だけでカッコよく演じられるんだろうなと思ってハマり役だなと思いました」と、椎名と中村の親和性に太鼓判を押している。

 中村の20代の頃にそっくりだという椎名。飛ぶ鳥を落とす勢いの実力派俳優の若かりし頃を想い浮かべながら、豊川演じる時田との絶妙な会話劇を楽しむのも一興だ。

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 ありえないバディ、すれ違う無線連絡、カオスな麻薬取引現場で生まれるマシンガンの如く飛び交うユーモア溢れる会話の応酬。次々と巻き起こる想定外な出来事と、重なり合う偶然が奇跡の“笑い”を生み出す。日本を代表する俳優陣と、今を賑わすスタッフが手を組んで誕生した、これまで見たことの無いような型破りな刑事コメディドラマ『No Activity/本日も異状なし』はPrime Videoで独占配信中。

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