音楽
小室哲哉が音楽サミット開催を提言、山積する課題で「音楽家は集中しにくい」
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音楽家の小室哲哉(56)が音楽サミットの開催を提言した。16日にツイッターを通じて考えを示したもので「1995から来年は20年」「ITと音楽業界の人達でサミットの様な会議を開いてもらって、意見を述べさせてもらいたいです」と綴った。
また、その必要性について「先進と後進の距離が伸びきっている気がします。ハイレゾ、違法ダウンロード、ストリーミング、CDの存続、音楽家は集中しにくいかな。まとまってほしいです」と音楽業界が抱える課題を挙げて説いた。
このツイートに対するファンの反応は、「音楽サミット素晴らしい考え」など賛同する声が多数。なかには高音質音源(ハイレゾ)の標準化や違法対策への環境整備を求める意見もあった。
音楽業界は、違法ダウンロードやファイル共有、ストリーミングなどによってCDセールスが低迷しているだけでなく、音楽の価値にも影響を与えているとも言われている。
一方、音楽配信では、高音質音源のハイレゾリューション、いわゆるハイレゾ音源での配信が増加傾向にある。このハイレゾはレコーディング時の音質を保った状態で記録している音源のことをいい、高いビット数でレコーディングすることによって、よりきめ細かい音が再現できる。
小室も過去につぶやいたツイッターで「ハイレゾが早く最低限のスペックになってほしいな、音を、紡ぐ者達からしたら」と、ハイレゾの普及を望むコメントをしていた。
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