桑田佳祐が、17日放送の日テレ系音楽の祭典『ベストアーティスト2021』に出演した。「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」「SMILE~晴れ渡る空のように~」の2曲を歌唱し、SNS上で反響を集めた。

 2001年に放送開始された日本テレビ系・年末の音楽の祭典「ベストアーティスト」は、今年20周年のメモリアルイヤー。総合司会には13回連続となる櫻井翔を起用し、4時間生放送で届けるというもの。司会は羽鳥慎一、バカリズム、市來玲奈(日本テレビアナウンサー)が務める。

 同番組には5年ぶりの出演となった桑田は21時台、22時台の2回登場。総合司会の櫻井翔とのトークでは、現在回っているソロ4年ぶりのツアー『桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」の話題に。お客さんの前で歌うことが久しぶりだったこともあり、「声が出なかった、やっぱり体力は落ちるんだ」と痛感したという。だが、ツアーを回るうちに感覚を取り戻したと明かした。

 21時台には新作EP(ミニアルバム)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』(9月15日発売)に収録されている「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」を披露。桑田が幼少の頃に慣れ親しんだ、歌謡ポップスやプロレスなどの昭和のお茶の間を彩った先達へのリスペクトが存分に詰め込まれた1曲だ。同曲のミュージックビデオを彷彿とさせるキラキラとした華やかなセットで、丁寧にのびのびと歌う姿が印象的だった。

 そして、4時間の生放送、音楽の祭典を締め括る大トリとして再び登場した桑田が歌唱したのは、民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングとして書き下ろされた今を生きる全ての人々への応援ソング、「SMILE~晴れ渡る空のように~」。活力あふれる唯一無二の歌声をお茶の間へ届けた。

 SNSではこの歌唱に「心に染みる」、「桑田佳祐の歌聴いて救われた」、「素晴らしい才能。日本の宝!」「大トリに相応しい」など感動の声で溢れた。

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