サザンオールスターズのNEWオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』が、オリコン週間アルバムランキングをはじめ各ランキングの首位を席巻し、本作に関連する各ランキングで首位150冠を達成。これを記念し、デビュー前に作られ、約50年の時を経て音源化されたアルバム収録楽曲「悲しみはブギの彼方に」のスペシャル・ムービーが公式YouTubeチャンネルで公開となった。

 【動画】公開されたサザンオールスターズ – 悲しみはブギの彼方に [Special Movie]

 1978年6月25日、「勝手にシンドバッド」で鮮烈なデビューを飾り、昭和〜平成〜令和の3元号を跨ぎ日本音楽シーンの第一線を走り続けているサザンオールスターズ。数々の大ヒット曲を生み出してきた彼らが持てる力の全てを注ぎ込み、先月3月19日にリリースしたのが、10年ぶり16作目のオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』。

 本作の総制作期間は21ヶ月に及び、長きにわたり様々な音楽ジャンルに果敢に挑戦し続けたからこそ編纂できた全14曲が収録。アルバムのリリースに際して多種多様なメディア露出も続き、SNSをはじめ大きな話題を呼んでいる。

 本作はオリコン週間アルバムランキング、Billboard JAPAN “Top Albums Sales”をはじめとする、各アルバムランキングで1位を席巻。本作に関連するランキングの1位獲得数が150冠を超えるなど大記録を樹立(※)。この快挙を支えてくれたリスナーへの“THANK YOU SO MUCH”の想いを込めて、『THANK YOU SO MUCH』収録楽曲である「悲しみはブギの彼方に」のスペシャル・ムービーが、公式YouTubeチャンネルにて公開された!(※2023年6月に先行配信された「盆ギリ恋歌」から『THANK YOU SO MUCH』のリリースに至るまでの音楽ランキングから集計)

 2025年現在、ユニクロ「ブラトップ」のTVCMソングとしても注目を集める「悲しみはブギの彼方に」は、サザンオールスターズがアマチュア時代にライブで演奏していた約50年前の楽曲だ。デビュー曲「勝手にシンドバッド」の2ヶ月後にリリースされたファースト・アルバム『熱い胸さわぎ』(1978年)には、近しいサウンドの「いとしのフィート」という楽曲が収録されることを受けて、リリース候補から外れた幻の未発表曲。

 桑田佳祐が『THANK YOU SO MUCH』のレコーディング中に、収録曲をどうするか検討している際に、原由子がこの曲のデモテープを見つけて聴き直したことをきっかけに、半世紀の時を超えて今回レコーディングされアルバムに収録されることとなった。本楽曲は制作の拠点としているビクター401スタジオにメンバーが集まり、「せーの」で同時にレコーディング。スペシャル・ムービーは、約半世紀の時を超え、20代前半の自分達が演奏した楽曲と向き合うレコーディング映像をベースに構成され、桑田が「悲しみはブギの彼方に」を音源化するに至った想いを語ったボイスコメントが織り交ぜられた貴重な映像となっている。本映像は、現在も敢行中である全国アリーナ&ドームツアーに帯同して開催された『よむ “THANK YOU SO MUCH” 展』の会場で上映されていた映像の特別編集版。

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