[写真]大滝詠一さんのベスト盤が初登場2位

30年8カ月ぶりにトップ3にランクインした大滝詠一さんの「BestAlways」

 昨年12月30日の突然の死去からまもなく1年を迎える、大滝詠一さん(享年65)の初のオールタイムベスト『BestAlways』(12月3日発売)が発売初週で3万7000枚を売り上げ、12月15日付オリコン週間アルバムランキング(集計期間=12月1日―7日)で初登場2位を獲得した。

 大滝さんにとってトップ3入りは、月9ドラマ『ラブジェネレーション』(フジ系)の主題歌となったシングル「幸せな結末」(1997年11月発売)が1997年12月29日付で2位となって以来17年ぶり。アルバムはLP『EACH TIME』(1984年3月発売)の2位(1984年4月30日付)以来30年8カ月ぶりで、CDアルバムでは初のトップ3入りとなった。

 アルバムはトップ10入り自体久々で、1984年5月28日付、前出のLP『EACH TIME』で7位を記録して以来30年7カ月ぶり。30年以上インターバルを空けてのトップ10返り咲きは異例で、アルバムトップ10インターバルの日本人アーティスト記録でも、2008年5月26日付で水谷豊(62)が記録した30年8カ月ぶりに次ぐ歴代2位の記録となる。

 なお、今週付では同時発売された、大滝さん愛用のジュークボックスに入っていた洋楽オールディーズを集めたコンピレーションアルバム『大瀧詠一のジュークボックス』のワーナーミュージック編は42位、ユニバーサルミュージック編は47位、エルヴィス・プレスリー編は55位に入った。

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