「J-POPの土台を作る」BE:FIRST、個性豊かな7人の素顔に迫る
INTERVIEW

BE:FIRST

「J-POPの土台を作る」BE:FIRST、個性豊かな7人の素顔に迫る


記者:村上順一

撮影:村上順一

掲載:21年11月09日

読了時間:約9分

 7人組ダンス&ボーカルユニットのBE:FIRST(ビーファースト))が11月3日、メジャーデビューシングル「Gifted.」をリリース。BE:FIRSTはラッパーのSKY-HIが立ち上げたマネジメント/レーベルBMSG主催のボーイズグループオーディション”THE FIRST"から生まれた、 SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人組ダンス&ボーカルユニット で、プレデビュー曲「Shining One」が大きな話題となっていた今最注目のユニットだ。インタビューでは彼らの素顔に迫るべく、それぞれの印象をメンバーに聞いた。【取材・撮影=村上順一】

「Shining One」の壁を超える

「Gifted.」ジャケ写

――もうすぐデビューされますが、ここまでどのような気持ちで活動されていますか。

SOTA プレデビュー曲「Shining One」ですごく反響をいただいたので、デビューではそれをしっかり超える、それを示せるように頑張りたいです。

LEO デビューを控えて嬉しかったのは、身内が僕らのパフォーマンスを見て幸せを感じてくれていることでした。その姿を見ているとこれまで自分の夢だったものが、家族の夢も叶ったような気がしていて、僕も幸せを感じています。

――身内の方はどんな反応でした?

LEO 祖父にはプレデビューの話はしていなかったので、テレビで観て知ってくれて。その後に祖父の誕生日をサプライズでお祝いしに行ったんですけど、涙を浮かべて喜んでくれていたのが印象的でした。

――RYUHEIさんはここまでの活動で変化したことは?

RYUHEI ここまでで一番変わったことは、生活が急変しました。僕は中学校に通っているので、そこで疲れてしまって音楽に触れるのが億劫になってしまうこともこれまではあったのですが、今は毎日音楽としっかり向き合えています。ダンス&ボーカルグループに対する価値観も変わってきました。それはただ歌って踊るだけではなくて、皆さんを感動させて、かつ自分たちも高みを目指すというもので、スキルだけではないことを感じています。

――14歳ですごくしっかりされていてビックリしました。

LEO いまRYUHEIが日本で一番熱い14歳だと思っています(笑)。

――それぐらいの勢いがありますよね。SHUNTOさんはいかがですか。

SHUNTO 僕もRYUHEIと同じく学生ということもあって、プレデビューした時は実感が湧いていなかったというのが正直なところです。現時点ではライブがまだやれていないので、デビューする頃にはその実感を感じているんじゃないかなと思っていて。なので、いまライブのリハーサルにもすごく力が入っているので、デビューに向けて気合が高まっています。

JUNON ここまでいろいろお仕事をさせていただいて反響の多さに驚いています。最近、ラーメン屋に入った時に僕らの曲が流れているのを聴いて、嬉しいと感じたのと同時に「Shining One」がこれからの壁になってくるなと、身が引き締まりました。デビュー曲の「Gifted.」で、その壁を越えなければいけないというプレッシャーを感じています。高い壁だとは思うのですがもちろん超えるつもりで活動しています。

――デビューシングル「Gifted.」はどんな曲ですか。

JUNON 「Shining One」とは方向性が違う曲になっています。メロディも歌詞の内容も攻めた感じの曲になっているので、楽しみにしていて欲しいです。「Shining One」で皆さんに注目していただいているので、より熱さを感じてもらえる曲になっていると思います。

――楽しみにしています。MANATOさんは?

MANATO メンバーに選ばれたあと久しぶりに家族に電話したら、めちゃくちゃ喜んでくれました。僕のことを理解してくれていて、応援してくれているのが伝わってきました。プレデビューしてからCDショップなど沢山のお店にご挨拶に伺ったのですが、僕らの写真が大きく飾ってあったり、応援してくださる方たちの寄せ書きやメッセージを見ると「もっと頑張らなければ」と思いました。これまで何者でもなかった自分がこんなにも取り上げてもらって、注目してもらえていることが何より嬉しいです。デビューシングル「Gifted.」で皆さんをもっと驚かせたいと思っているので楽しみにしていてください。

――RYOKIさんはデビュー曲、どう捉えていますか。

RYOKI 僕も食事をしていた時に「Shining One」が流れてきたんですけど、すごくキャッチーな曲で、自然と乗ってしまう曲だと思いました。それもあって僕の従兄弟は「Shining One」を踊っている動画を送ってくれて、子どもでも楽しく聴いたり、見たりできる曲だなと思いました。逆に「Gifted.」はすごくディープな曲だと感じています。結構コアで、「デビュー曲でこれを出すんだ」と僕は思ったので、初見の方は驚くんじゃないかなと思っています。

――色んな意味で攻めた曲で。

RYOKI そうなんです。でもすごくかっこいい曲というのは間違いないので、その良さを僕らがどうやって浸透させることができるのか、というのを僕らも考えている最中なんです。その一つがミュージックビデオかなと思っていて、そこで一番わかりやすく楽曲の世界観を伝えることができると思っています。見ていただければ「Gifted.」をデビュー曲にした意味をわかっていただけると思います。

愛され続けるグループでありたい

BE:FIRST

――さて、メンバーの皆さんのことをもう少し知りたいなと思っているのですが、RYOKIさんはどんな方ですか。

SOTA RYOKIは自分で火薬剤と表現しているんですけど、どんなパフォーマンスでもRYOKIがいることによって、脳裏に焼き付くようなインパクトがあるメンバーです。自分自身を一番持っている人だと思っていて、どんな曲でもRYOKIが歌うとRYOKIの曲になる。その自信を持って発している声はすごく魅力的なんです。SKY-HIさんも仰っていましたが、まさにオールラウンダーです。歌もダンスも表現力全てがハイレベルで、芯が強いからみんなからも頼られるし、落ち着いた判断が一番できるんです。

RYOKI SOTAからそう言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです。面と向かって言われてキュンとしました(笑)。

――では、LEOさんはどんな方ですか。

RYOKI LEOくんは、すごく明るいキャラクターなんです。でも、僕はメンバーの中で一番繊細で、物事を広い範囲で捉えることができる人だと思います。もちろんポジティブにも捉えるんですけど、ネガティブな面も捉えていて、それがLEOくんの優しさに通じるところだと感じています。チームをすごく引っ張ってくれるんですけど、たまにそれで抱え込んでしまうこともあって。メンバーみんなもそれは知っていて、そんなLEOくんをフォローしたいなと思っていて。そう思わせてくれるのも才能のひとつで、波瀾万丈な愛されキャラなんです。

――ちょっとマスコットキャラ的な感じも?

RYOKI まりもっこりみたいな感じですね。

LEO まりもっこり、知らない世代もいるから(笑)。

――懐かしいですね(笑)。MANATOさんはどんな方ですか。

LEO MANATOはBE:FIRSTの中で一番音楽との距離が近いメンバーだと僕は思っていて、色んな場面でそれを感じさせてくれるんです。自分たちで曲を作る時にも、プロデューサーや作曲家の方を納得させるようなメロディーを生み出せるメンバーで、音楽の幅がすごく広いなと感じることがあります。そこから出てくるダンスの表現力もあって、チームの音楽性を広げるのに一役買っていて、音楽面での核になっていると言っても過言ではないです。もう日常で音楽を感じていない時はないんじゃないかなと。

――今も感じていて。

LEO 今、うっすらとBGMがこのスタジオに流れていますけど、MANATOはビートを感じてひそかにリズムを刻んでいますよ。1秒でも多く音楽に触れているんです。

MANATO (笑)。

――RYUHEIさんはどんな方ですか。

MANATO パフォーマンスで空気が変わる、という言葉を聞くことがあると思うんですけど、RYUHEIもそういう力を持っているメンバーだと思っています。それはRYUHEIがこれまで培ってきたものが影響していると思っていて、楽曲が伝えたいことをしっかりと汲み取って、憑依させて伝える能力があると感じています。そして、華があるメンバーです! 立ち姿、スチール撮影とかでも格好いいですし、話す言葉も賢さがあるんですよね。RYUHEIはよく本を読むと話しているんですけど、それが出ているんだろうなと。

――BE:FIRSTの知性ですね。続いてJUNONさんはどんなメンバーでしょうか。

RYUHEI パっと一目見た時に絶対音楽の才能があるなと思いました。僕から見たら羨ましいレベルで才能がすごくて。やっていく中で才能が開花したという感じではなくて、一発でわかる音楽センスを持っているんです。特に僕が感じたのは声帯の自由度です。BE:FIRSTの歌唱面での核を担っているのがJUNONくんなんじゃないかなと思っていて。成長のスピードも早くて、圧倒的なポンテンシャルを持っていて、さらにそこから努力していけるところが魅力的で、尊敬ポイントです。

――天才で努力家なんですね。SHUNTOさんはどんなメンバーですか。

JUNON BE:FIRSTのスパイスです。なくても良いスパイスではなくて、なくてはならないスパイスだと思っています。歌声は低音成分があるのに高音がすごくキレイで、羨ましいと感じる部分を沢山持っていて。今のところラップを担当したり高音を披露する場面は少ないんですけど、もっと出していってもいいなと。SHUNTOの声がなかったら曲が物足りないと感じてしまうんじゃないかなと思えるくらい。パフォーマンス面ではすごく芯があって、安定しているイメージがあります。どんな動きをしてもバランスを崩さない、体幹の強さを感じています。

LEO SHUNTOの歌声は家庭のカレーも一流カレー店のものに変えてくれるようなパンチがあります。

――最後はSOTAさん。

SHUNTO SOTAはみんなが憧れるほどダンスが上手いメンバーです。僕はそのスキルを盗んでやろうといつも思っているんです。それに加えて最近は歌声のキレイさに気がつきました。

RYUHEI それ僕も最近気づいたんですけど、ラジオの時にSOTA君の声を聞いているとすごく心地よいんです。

RYOKI そうそう。これまでは控えめに歌っていた感じもあったけど、声を張り上げる曲があって、その声を聞いた時に一瞬誰だ?となりました。もっと歌えばいいのにと思いましたから。

――何かあったんですか。

SOTA 歌はちょっとメンバーの前で歌うことに照れ臭かった部分があったんですけど、活動してきてそれがなくなってきたんです。

――これからSOTAさんの歌声ももっと聴けそうですね。さて、BE:FIRSTとして成し遂げたいことは?

RYUHEI 大きなところでいうと世界への挑戦というのが、あります。それは必ず成し遂げなければいけないことだと全員思っています。

LEO そして、その先にカルチャーを作るというのもあります。それは今のJ-POPに足りないもので、それをしっかりと作りたい、J-POPの土台を作るというのが僕らの最終目標です。

――プレッシャーも?

LEO その第一人者になれるかもしれないというワクワクの方が強いですね。

JUNON 大きな未来に対してのワクワクはあって、どちらかといえば近い未来に対しての方がプレッシャーを感じているかもしれないです。

LEO 周りの皆さんに愛されて、それをしっかりと返していきたいです。そして、愛され続けるグループでありたいと思っています。一つひとつしっかり土地に足をつけて頑張っていきたいです。

(おわり)

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村上順一
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