俳優の三浦友和(62)が、22日放送のMBS・TBSテレビ系『サワコの朝』(聞き手・阿川佐和子、毎週土曜あさ7時半)にゲスト出演。2009年5月2日にがん性リンパ管症のため58歳で亡くなった親友でロック歌手の忌野清志郎さんへの想いなどを語った。

 この番組では毎回ゲストに「記憶の中でも今もきらめく曲」と「今、心に響く曲」の2曲のリクエストを依頼している。三浦が冒頭で選んだ「記憶の中でも今もきらめく曲」は、ザ・ビートルズの「LOVE ME DO」。「当時は衝撃を受けた」として同曲との出会いがミュージシャンを志すきっかけになったとも語った。

 忌野さんとは高校時代の同級生で親友であった。有名な話だが、その後は忌野さんのロックバンド・RCサクセッションにサポートメンバーに加わり、音楽業界の現実を突きつけられ俳優に転身した。トークでは当時の様子や忌野さんとの出会いなどを懐かしく振り返った。

 番組の終盤には「今、心に響く曲」として、忌野さんの楽曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」を選んだ。三浦は「良い曲なんですよね。元気になる」と語り「58で亡くなりましたからね。僕は4年を余計に生きていると思ってんですよ。だから、頑張んなきゃいけないと思うんですよ。そういう曲なんですよ」と忌野さんへの想いを述べた。

 同曲が流れている間は、2人の母校である都立日野高校でのツーショット写真も紹介され、三浦はしみじみと聴き、どこか懐かしんでいるかのようだった。

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