永野芽郁・岡田健史、ピアノ演奏初挑戦 クランクイン前から猛練習
『そして、バトンは渡された』メイキング
永野芽郁が主演、田中圭と石原さとみが共演する映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開、前田哲監督)で、作品の魅力の1つでもある“ピアノ”にスポットをあてたメイキング映像が公開された。
永野芽郁演じる本作の主人公・優子は、卒業式の合唱で伴奏を引き受けてしまい、ピアノを猛特訓中。そして岡田健史演じる、優子が恋心を抱く同級生・早瀬くんは、ピアノが天才的な上手さで、将来ピアニストの道に進むよう母から強く期待されている役どころ。この二人が、ピアノという共通点をきっかけに、少しずつ惹かれあっていく様子もあり、本作のストーリーでも大きな役割を担うのがこの「ピアノ」だ。
今回の撮影では、実際にピアノを演奏するシーンもあり、ピアノ初挑戦となる2人はクランクインの前から練習を重ねてきた。
ピアノ講師の西川幾子氏のもと、3カ月前からレッスンに参加した永野は、「家にも電子ピアノを置いたので、ひたすら復習して、朝起きて予習を繰り返し、感覚で覚えられるようになりました。それをみていたお母さんも感動してました」と、クランクイン前からピアノ練習を欠かさず、練習に打ち込む姿が。
一方、岡田も撮影の合間にピアノを弾くと、まるで半年前にはピアノに触ったことのなかったようには到底見えない腕前を披露した。岡田は撮影を通してピアノの演奏がどんどん好きになっていたと話す様子からも、真摯にピアノの練習に向き合ってきた様が受け取れる。
そして本作の中でも特に重要な場面となる、優子が合唱の伴奏を弾く卒業式のシーン。このシーンからクライマックスへの感動が導かれていき、娘の晴れ姿を見て涙を流す父親・森宮さんの姿も。体育館の壇上に置かれた大きなグランドピアノに腰掛け、合唱曲“旅立ちの日に”の伴奏シーンの撮影に挑む永野。1991年に発表されたこの楽曲は、全国の中学校・高校の卒業式で歌われており、誰もが一度は耳にしたことのある名曲。最初は少し緊張した様子を見せるも見事に演じきり、これまで積み重ねてきた練習の成果が遺憾なく発揮した。
卒業式シーンの撮影を終えた永野は「ピアノの演奏は、今回の作品の中で一番挑戦が必要なところだったので、記憶に残るシーンになったと思います」と半年以上に及ぶピアノ練習の日々を振り返った。
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