LUNA SEA、最新曲「Make a vow」など3曲披露に反響「音の説得力が違いすぎた」
テレ東音楽祭2021
LUNA SEA
5人組ロックバンドのLUNA SEAが、30日放送のテレビ東京系列『テレ東音楽祭2021』に初登場した。「I for you」「ROSIER」「Make a vow」の計3曲をパフォーマンスし、ネット上で多くの反響を集めた。
“思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発”というテーマで番組は進行。「懐かし!ドラマ主題歌編」の中で、98年に放送された深田恭子主演の大ヒットドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)の主題歌として紹介された「I for You」をパフォーマンス。切ないミディアムバラードを円熟した深みのある演奏と歌唱で聴かせた。
そして、21時台にはスペシャルメドレーを披露。パフォーマンス前にはLUNA SEAの伝説を紹介。まず、96年に横浜スタジアムで行われた『真冬の野外』で披露された「360度回転ドラム」というアクロバティックなプレイについて真矢(Dr)は、ドラムソロに突入するまでに叩いて溜まったドラムスティックの木くずが、逆さまになった時に顔に落ちてくることに、目を開いていなければいけない辛さがあったと当時を振り返った。
デビュー当時、腰近くまであるロングヘアーだったRYUICHI(Vo)は、電車に乗った時に髪の毛がドアに挟まるのを回避するため、襟巻きトカゲのように顔に巻いていたと当時のエピソードを明かした。
スペシャルメドレーでは1994年リリースのスピーディーなロックチューン「ROSIER」は四半世紀以上前の楽曲だが、今も色褪せぬ輝きとエナジーを放つナンバーだ。キャリアを積みより研ぎ澄まされた演奏を届けた。ギターソロ突入前の間奏で見ることができるJ(Ba)がマイクスタンドを豪快に後ろに放り投げるパフォーマンスもネット上で注目を集めた。
続いて、身体や空間は離れていてもファンと僕らは絶対結びついているという想いと、音楽を止めるべきではないという確固たるバンドのアティチュードを詰め込んだ最新曲「Make a vow」をテレビ初披露。落ちサビではSUGIZO(Gt)は手話を使いメッセージを届ける場面も。日本屈指のバンドが打ち出した重みのある演奏でお茶の間を魅了した。
ネット上では、「LUNA SEA、音の説得力が違いすぎた」「今までテレビで観てきたROSIERで最高の演出でした」など多くの反響を集めた。