Crystal Kayが4日、ビルボードライブ東京でオーディオブランド「JBL」アンバサダー就任&アルバム『I SING』発売記念プレスイベントとしてミニライブをおこなった。

ブランド創立から75周年を迎える「JBL」は、音楽そのものが持つ「感情を動かす力」を信じ、音のプロフェッショナルと共に創り続けられた唯一無二のアイコニックなサウンドがブランドのアイデンティティとなっている。音楽の力によって人々を勇気づける存在でありたいという想いから、音楽に対して強いパッションとエネルギーを持つCrystal Kayをブランドアンバサダーとして起用した。

 ミニライブは4月21日発売の最新カバーアルバム『I SING』からの曲を中心に構成。「恋におちたら」、「ただ…逢いたくて」(EXILEカバー初披露)、「天体観測」(BUMP OF CHICKENカバー)、「サウダージ」(ポルノグラフィティ)、「I LOVE...」(Official髭男dismカバー)の5曲が披露された。

『I SING』発売記念ミニライブの模様

 MCでCrystal Kayは、アンバサダー就任に「凄く光栄――本当に嬉しいです」と語る。また、引き受けた理由としては「(「JBL」が)世界中で愛されているから」という点を挙げた。そして、今後やってみたいこととして、「野外で日本各地の絶景スポットなどの自然の中で、スピーカーを置いてライブをやってみたい」という展望を述べた。

 その後も「JBL」のスピーカーの魅力をMCのサッシャと共に語りつつ、Crystal Kayの生命力輝く歌声が鳴り響いたライブは大盛況のなか終了。

『I SING』発売記念ミニライブの模様

 この後行われた質疑応答では「JBL」製品でのリスニングにあたり、「どういった音楽ジャンルがいいか?」という質問に対しCrystal Kayは、「本当に何でも良く聴こえる」というオールマイティーであることを表現しつつ、「インスト、ジャジーなもの、ビル・エヴァンスなどが素敵。ダンス系やエレクトロ系、レコードなども深みがある」と具体的なジャンルやアーティストを挙げた。

 また、「JBL」スピーカーの音の解像度の高さという点を踏まえ、100曲以上歌って選曲した自身のアルバムの聴きどころを聞かれると、「全体的に温かみのあるサウンドにしたかったので、ストリングスやホーンとか、生音を中心に作りたいというリクエストをしました」と、制作過程を明かした。そして、「音数は少なく、私の声をオリジナル(楽曲の)メロディと歌詞がちゃんと届けられるようにポイントを置きました」と、こだわりの詳細を述べた。

Crystal Kay

 また、自身のお気に入りのリスニング環境を聞かれると、「音楽を聴くための部屋で爆音で聴くのが好き」と、笑顔で回答。また、「家を建てるとしたら、それだけのための部屋を作って、そのためにああいうスピーカー(この日、ステージで使用されたスピーカーを指して)で聴きたい曲を爆音で聴きたいです」と、爆音リスニングへのさらなる意欲を具体的に示しつつ「スピーカーのために家を買わないといけないなという感覚です」と、取材陣を笑わせた。

Crystal Kayとサッシャ氏

 「音楽を聴く意味合い」を問われると、「普通に生活して食べたり飲んだりするような感覚」と答え、「どこでも必ず聴きます」と続けた。さらに、「体全部で感じて聴くのが好きです。この世に音楽がなかったらやばいなと思います」と、音楽は必要不可欠である旨を述べた。【取材=平吉賢治】

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