広瀬すず

 女優の広瀬すずが5月31日放送の日本テレビ系『櫻井翔×池上彰 教科書で学べない 今そこにある危機』に出演。驚きの食材で作った寿司を試食し、その美味しさに衝撃を受けた。

 櫻井と池上がタッグを組む「教科書で学べない」シリーズ第5弾となった同番組。様々な切り口で構成され、「SDGs」(持続可能な開発目標)についてもフィーチャー。その中の「海の豊かさを守ろう」という項目で日本は最低レベルにあるとし、「海の資源の“取り過ぎ”」という課題を抱えていることを紹介した。

 その流れを受けて「特別な寿司を用意した」と櫻井。それは“漬けマグロ”、“イカ”、“サーモン&イクラ”の3品で、いずれも海の資源である魚を一切使用していない“未来の寿司”だという。銀座にあるミシュラン4年連続星に輝いた「銀座鮨青木」の青木利勝さんが作った寿司だ。

 “漬けマグロ”は食物繊維が豊富な食材を使用し、青木さんは「魚よりちょっとやわらかい」と説明。“サーモン&イクラ”は「食感も面白い」とし、イカに見立てた食材は事前に昆布で挟んで旨味を加え、「“イカ”、おいしいですよ」と太鼓判を押していた。

 この“未来の寿司”を平成ノブシコブシの吉村崇とともに試食することになった広瀬は、どんな食材を使っているのか見た目ではまったくわからない様子。最初に“イカ”の試食にのぞむと、笑いを止められないように微笑み、「めちゃめちゃ美味しい」と激賞。「ちょっと高そうなお寿司屋さんで食べるイカのねっとりさがちゃんとあって」と驚き、「言われなかったらわからないかもしれない」と衝撃を受けた様子だ。

 この食材の正体はナタデココで、収録前に試食していた櫻井は「むしろ、イカに寄ってないですか」と自らの味の印象も口に。これには広瀬も「イカに寄ってる」と驚きつつ完全同意していた。

 続く“漬けマグロ”を試食した広瀬は、その味わいに再び衝撃を受けた様子。感想をコメントするが、言葉を聞き取れない状態となり、吉村からは「何話してるかわからない」とのツッコミも。そして、櫻井から「おでんに入っている」とのヒントが出されると、広瀬は「こんにゃく」と正解。こんにゃく芋から作った“マグロ”であることが明かされた。

 また、“サーモン&イクラ”の寿司では、サーモンは“漬けマグロ”と同じくこんにゃく芋から作られたものだが、“イクラ”は昆布などから抽出されたものだという。広瀬は「プチッてなって、中の液体が出てくる美味しさがあったんですけど、昆布の香りみたいなことだったのかな」と味の感想を述べ、“未来の寿司”の美味しさに感嘆していた。

 また、司会を務める櫻井と広瀬は現在、同局系で放送中の連続ドラマ『ネメシス』で共演中。食品ロスについて取り上げる中で、櫻井は食べ残しは「したことがない」とし、「食べ残しって言葉、初めて聞いた」と主張した。

 ところが、「私、嫌いな食べ物知ってますよ」と広瀬はキッパリ。これを受けても櫻井は「いや、ないですよ」と自らの主張を曲げなかったが、広瀬から「パクチー」と具体的な食材を指摘されるとと「食べられません」と即答。これに広瀬らは「(返事が)早い」とツッコミを入れるなど、スタジオは大盛り上がりだった。

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