織田裕二

 俳優の織田裕二が29日放送のNHK『土曜スタジオパーク』に出演。長くMCを務める「世界陸上」の裏側の素顔が、名物コンビとして知られるフリーアナウンサーの中井美穂さんから明かされた。

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 この日の放送は、NHK BSプレミアムの番組『ヒューマニエンス 40億年のたくらみ』に絡んだ特集を企画。同番組でMCを務めている織田がゲスト出演した。

 その中で、織田の素顔に迫るコーナーも実施。織田が1997年以来、司会を務める「世界陸上」(TBS系)が取り上げられ、同番組で織田と同じく司会を務める中井美穂さんがVTRで登場した。

 中井さんは「知りたいっていう気持ちとなぜっていう気持ちが常にあるので、そういう意味で言うと、少年っぽいところがとってもおありの方」とし、話題になることも多い織田の熱量に触れた。

 続けて「熱心なので時間とかがあんまり、ご自身の中ではそんなに関係なくなっている」という中井さん。勉強会を何度もやるといい、その勉強会は通常、3~4時間くらいで終わるイメージにも関わらず「これが6時間とか7時間とかやっちゃうんですよね。午後の2時くらいからやってるのに帰るの(夜の)12時過ぎてたりする」とし、軽食を食べながら和気あいあいにするのが織田のスタイルであることを明かした。

 中井さんはまた、「織田さんは集中するとすごいチョコレートを食べるんですよね」とし、「それを見ると『スイッチ入った』って思う」とも。さらに、常に赤ペン、青ペンを用意し、書く過程で色が手などに付くのも当たり前のよう。同時に資料がごちゃ混ぜ状態になり「“アーーッ”てなったりするところを見ると、急に親のような気持ちに…『頑張ってる』」との心境も芽生えてくるようだ。

 これらの裏話に苦笑いを見せた織田。勉強会では、興味のある選手を見つけて「その選手を深堀していく作業」をおこなっているとのこと。かなり大変な作業のようで、調べたにも関わらず出場を回避する選手も見られ「台無し…」となることもあるようだ。

 ただ、「その選手が2年後、4年後に戻ってきたりするんで、無駄じゃない」とも。「いなくなっちゃった選手も含めてドラマを見てるみたい、一人一人の。誰が1位だ、2位だということよりも、その注目した選手の人間性も含めてなんか見たいなっていう」と“世陸”に惹かれる理由を説明。有名選手だけではなく様々な選手の物語が面白いといい、広く知られるための「手助けができたらいいな」との思いがあるようだった。

 また、集中するとチョコレートを食べるとの情報には「僕はあの、チョコレート大好き」と笑顔の織田。「甘いものを脳が欲しがる。チョコレートがなきゃダメです」とキッパリと述べ、ドラマの撮影中にも疲れるとチョコレートを食べることが当たり前になっているようだった。

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