SHINee(シャイニー)が5月23日、ファンミーティング『SHINee WORLD J Presents ~Bistro de SHINee~』をライブストリーミング配信で開催した。1日限りのレストラン「~Bistro de SHINee~」という設定で、SHINeeメンバーがファンへの感謝を込めて、この日だけの特別なパーティーを用意するという内容。トークコーナー、ゲームコーナー、そして、ライブコーナーとSHINeeの魅力が詰まったコンテンツで盛り上がった。ライブコーナーでは7月28日にリリースされる日本オリジナル・ミニ・アルバムに収録される「SEASONS」、ミニアルバムリード曲の「SUPERSTAR」など全5曲を披露した。そのイベントの模様を以下にレポートする。

Bistro de SHINeeへようこそ!

トークをするSHINee

 スタイリッシュなスーツ姿で登場した4人はファンに「Bistro de SHINeeへようこそ!」と挨拶し、トークコーナーへ。日本デビュー10周年を迎え、「時間が経つのは早い」としみじみ。キーは「皆さんに会いたい気持ちがどんどん大きくなっていて、早く日本、世界をツアーで回りたい」、10周年のタイミングでファンと一緒に過ごせていないことにテミンは、「20周年は一緒に過ごしましょう」と話すとミンホは「20周年まで頑張ります!」と頼もしい言葉。仲睦まじく和気藹々とした時間が流れた。

 ここからゲームコーナーへ。獲得した星の数でSHINee WORLD J(ファンクラブ会員)へのプレゼント当選者数が変わるということで、チャット欄ではファンからの“頑張ってコール”で埋め尽くされた。

 最初のミッションはお掃除ミッションとして『お掃除はBistroの基本! レッツクリーニング!!』。ペアを組んで目隠しをしたメンバーを誘導しながら床に散らばったゴミを集めゴミ箱に捨てた数でもらえる星の数が決まるというもの。まずはテミンとミンホが目隠しをしてゲームスタート。制限時間2分のなかで12個のゴミをゴミ箱に入れることに成功。今度はキーとユンホが目隠しをして挑戦。ナイスチームワークで26個をゴミ箱に入れ、合計38個ということで星3つを獲得し、幸先の良いスタートを切った。メンバーもこのゲームに「楽しかった!」と笑顔を覗かせた。

SHINee

 続いては、記憶力を試される「覚えて並べてテーブルセッティング!!」と題したゲームへ。出題された写真の配置を覚えて、目の前のテーブルに写真と同じように食器を並べるというもの。チャレンジは制限時間制で一人ずつ交代しながら、記憶を頼りに食器の配置を再現していく。ラストを担当したキーは「完璧だよ」と余裕を見せたが、結果はパーフェクトには届かず11個正解で、星3つを獲得した。

 次のミッションは伝言ゲームの『以心伝心で伝えろ! コネコネ伝言ゲーム!!』へ。これはお題で指定されたものを粘土を使用して3人が協力して作り、1人が当てるというゲーム。一発目に出されたお題はバイク。まずはキーが1人制限時間30秒の中で土台を作っていく。それをミンホ、テミンの順番で引き継ぎ完成。それをオンユは見事にバイクと正解。今度はUFOのお題でオンユからスタートし、キー、ミンホの順番で製作。テミンは悩みながらヒントを頼りに「スターウォーズ」と回答し、失敗。続いてティーポットのお題でテミンからスタート。キー、オンユと繋いでいき、ミンホが見事に正解。ラストはペンギンのお題でミンホ、オンユ、テミンと繋いでいき、キーが熟考し正解を出し、3問正解の星3つを獲得した。

『以心伝心で伝えろ! コネコネ伝言ゲーム!!』

 4つ目のミッションは「力を合わせて食材ゲット! クッキングトス!!」と題したリレーゲームを展開。スプーンやナイフなどの食器を使い、用意された食品サンプルをリレー形式で渡していくというもの。くじ引きで担当を決定。オンユが最後の受け止め役としてボウルを担当、キーはスプーン、ミンホは小さじ、テミンはナイフを使用することに。ゲームは最初ころルールに乗っ取り普通に進行して行ったが、後半はリレーではなくヘディングで直接ボウルに入れようとするなど、ルールを無視して楽しんでしまう場面も。結果7つの食材を運ぶことに成功し、星3つを獲得した。

 ラストミッションは『有終の美を飾れ! テーブルクロス引き!!』だ。食器がセッティングされたクロスを引いて、食器が床に落ちなければ成功というもの。何度も挑戦可能で成功までの掛かった時間で“星”を獲得できるというゲームだ。トップバッターはテミンが挑戦するが残念ながら失敗。続いてオンユが挑戦すると見事に成功させ、15秒01というすごい記録を打ち出した。メンバーはそのクロスを床に敷いて、ピクニックをしているかのような雰囲気のなか勝利の乾杯で盛り上がる。チャット欄では「さすがリーダー」と賛辞のコメントも多く見られた。

 テーブルクロス引きで1分以内で成功したことで、星3つを手に入れ5ミッション合計で15個の星を獲得。100名に直筆サイン入りポストカードがプレゼントされる運びとなった。

言葉では表現できないくらい、いろんな経験や沢山の愛をもらいました

「Atlantis」をパフォーマンスするSHINee

 ここからはライブコーナーへ。衣装をチェンジした4人が登場しオープニングを飾ったのは「Don’t Call Me」。先程までゲームで盛り上がっていた少年のような顔から、チャンネルが切り替わったかのように鮮烈なパフォーマンスを魅せるSHINee。続いての「Atlantis」では緩急のあるサウンドに合わせダイナミックなSHINee、そして、心にグッと響くナンバー「Diamond Sky」を披露すると、チャット欄はダイヤモンドの絵文字で埋め尽くされた。LEDのパネルには幻想的な光の映像が投影され目を奪われる。

 ここで日本デビュー10年を振り返るライブ映像がサプライズで流れると、ワイプにはその映像を感慨深く見つめる4人の姿。ヒストリカルな映像が終了し、スタジオに画面が切り替わると「10周年って時間が経つの早いですね」と話すキーの目には涙が。

 そして、7月28日にリリースされる日本オリジナル・ミニアルバムから新曲「SEASONS」を初披露。4人は椅子に座り、四季が移り行く美しい映像をバックに“さよならは言わないから”、“忘れないで どこにいても”と、丁寧に想いを込めて歌い上げる。今のSHINeeの気持ちが存分に詰まった曲を情感を込め歌い上げた。ラストはミニ・アルバムリード曲の「SUPERSTAR」を届けた。4人が向き合うところからスタートし、躍動感のあるファンキーなビートに乗って鮮やかなステップを決め、<主役は君以外にいないぜ>と笑顔でパフォーマンス。まさにSHINeeを体現しているような1曲だった。

「SUPERSTAR」

 最後にファンにメッセージを送る。今月31日に入隊することが決まっているテミンは、感極まり言葉に詰まってしまう場面もあった。キーは「言葉では表現できないくらい、いろんな経験や沢山の愛をもらいました。皆さんに会えることを楽しみにしながら頑張ります」とファンミーティングを締めくくった。

 配信終了後もチャット欄には「SHINeeしか勝たん!!!」、「SHINeeありがとう」、「ずっと待ってる」、「SHINeeと出会えて本当に幸せ」など、彼らへの愛や感謝を伝えるメッセージで溢れていた。【村上順一】

セットリスト

M1.「Don’t Call Me」
M2.「Atlantis」
M3.「Diamond Sky」
M4.「SEASONS」
M5.「SUPERSTAR」

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