ドリカム中村「吉田美和の歌詩は詩としても素晴らしい」歌詩集刊行
吉田美和歌詩集が刊行されるこが決まったDREAMS COME TRUE

吉田美和歌詩集が刊行されるこが決まったDREAMS COME TRUE
DREAMS COME TRUEのデビュー25周年を記念した単行本『吉田美和歌詩集 LOVE』『吉田美和歌詩集 LIFE』が10月22日に新潮社から刊行される。
日本のポップス界のトップを走り続けているドリカム。8月20日に発売となった3年9カ月ぶりのオリジナルアルバム『ATTACK25』がオリコン初登場1位を記録。さいたまスーパーアリーナを皮切りに現在全国13都市30万人を動員するツアーを開催中と、25周年の今年はファンに向けて様々な発信を続けている。
そして新たな発信として、吉田美和の歌詩集の発売が決定した。
ドリカムデビュー以来、その楽曲の全ての作詩を手がけてきた吉田。今回、中村正人監修、書評家・豊崎由美氏の編集により、300近い曲の中から「LOVE」と「LIFE」というテーマでセレクト、2冊の歌詩集が送り出される。
監修を手がけた中村は、吉田と長い歳月を歩み続けてきたが、吉田の歌詩を「いつかはしっかりした本の形で刊行したい」という夢を、強く持っていたようだ。以下の通りコメントを寄せている。
中村「吉田は『自分が書いた詩は歌のためであり、メロディと一緒でないと目的をなさない』という主張をずっと持っています。吉田の歌詩を世界で最初に見るのは僕ですが、レコーディングの際にメロディと一緒に聴いているので、音楽と共に歌詩をとらえていました」。
「ところが20年ほど前に、ふと、プリントアウトして机の上に置いてあった歌詩を読んだときに、激しくこころを揺さぶられ涙がどわーっと出てきたのです。なんだこれは! 吉田の歌詩は『詩』としても、こんなにも素晴らしかったのか!と、驚いてしまったのです」。
歌詩をあらためて読んでみると、メロディを忘れるほどで、これは「詠み人知らずになっても、節(ふし)がなくなっても現代まで詠み継がれている『万葉集』に匹敵する可能性を秘めている。どうしても詩集として本にしたい」と強く願ったようだ。
こうした中村の強い思いを結実させるために、編者として参加したのは、書評家・豊崎由美氏。時に厳しく批評する姿勢も文学を深く愛するがゆえで、そのスタンスは文学界でゆるぎない支持を得ている。
その豊崎氏の書評に絶対的信頼を寄せているのが吉田。ドリカムのオフィシャルファンクラブ「POWER PLANT」の会報誌で好評連載中の「美和さんの本棚」の執筆を依頼するなど親交も深く、言葉を愛する吉田の“文学友達”でもある。
豊崎氏が全詩を読み込み、あらためて吉田の詩の素晴らしさに触れて「LOVE」「LIFE」という2冊が出来上がった。巻末には、この本を監修した中村と豊崎氏による特別対談も収録している。
さらに、この本の装丁を担当したのは、祖父江慎氏。こちらも日本を代表するブックデザイナーのひとり。斬新なデザインに挑戦するも、読みやすさ、綺麗な文字組みをなにより大事にする祖父江氏は、吉田美和の歌詩を“縦組み”にした。見なれた歌詩が、いつもとは違う雰囲気で立ち上がってくる。
8月23日・さいたまスーパーアリーナを皮切りに全国ツアーがスタートしたが、ツアー会場では会場限定版として、2冊をひとつの箱に収めた『2冊セット豪華箱入り「吉田美和歌詩集 LOVE&LIFE」』を発売しており、各会場で好評を得ているという。
吉田の想いは詩として詠み継がれていく。※豊崎氏の「崎」は山へんに「竒」


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