[Alexandros]と小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬

 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』完成報告会見と『ガンダムトピック2021』が13日、都内で行われ、完成報告会見では小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬、[Alexandros]が登壇した。

 5月7日公開のガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。アムロとシャアの最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から33年。その世界観を色濃く引き継ぐ富野由悠季による同名小説を映画化する。

 反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。

 主題歌「閃光」を担当した[Alexandros]は生演奏した。

 [Alexandros]の所属事務所「RX-RECORDS」はガンダムに由来。川上洋平(Vo/Gt)は「マネージャーがガンダム好きで、2010年頃に『ガンダムの主題歌をいつかは』と言われて、その恩返しができたかなと」、白井眞輝(Gt)は「僕らはマネージャーに拾ってもらったところもあって、大きなプレゼントで恩返しができた」と感慨深く語った。

 作曲に当たって川上は「小説も読んで少し『閃光』よりも暗めのを作っていました。でも(プロデューサーの)小形さんにもうちょっと元気が欲しいと。1作目だからかもしれないと切り替えてアップテンポなものをと、主人公の初期衝動を感じられるようなアレンジに施しました。メンバーだけで合わせたときにそれがすごく楽しかった。それと相まってアップビートなものになりました」

 磯部寛之(Ba/Cho)は「楽曲を作っている時は、作品のインスピレーションもありますが、あえて影響されないように、[Alexandros]がやりたいものをやった方が作品へのリスペクトになると思いました。おこがましいけど、化学反応が起きて高め合えたらという純粋な思いで制作しました」と明かした。

 先日、[Alexandros]への加入が発表されたリアド偉武(Dr)は加入して最初の曲が「閃光」となる。リアドは「この先忘れられない曲になる名刺代わりの曲。素晴らしい作品とタッグを組めて最高に幸せ」と感動した。

 近くで生パフォーマンスを見ていた主人公・ハサウェイの声を演じた小野は「本当にかっこよかった。『閃光』はハサウェイの悩みながらも突き進んでいく心情とマッチして、毎回聞くたびに鳥肌が立って。しかも生で披露されて。リアドさん初のパフォーマンス。その記念すべき場面で立ち会えたのは嬉しい」と喜んだ。

 川上は、小野の印象を「本当にいい人でめちゃくちゃ優しい。何度かインタビューでご一緒しましたがとにかくいい人で、すぐにファンになってしまう。でも本編見たらそれとは違う、役者さん。お芝居がすごい。素晴らしかった」と称えた。

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