優香。女性誌『with』4月号より

 昨年4月に第一子を出産した優香が、26日発売の女性誌『with』4月号(講談社)の連載『わたしが27歳だったころ』で産後初インタビューに応じ、「若い頃の苦い経験も、今となったら笑い話です」と振り返った。

 ノーメイクでスタジオに入った瞬間から、ツヤツヤ、ホワホワのハッピーオーラが溢れている優香。醸し出す雰囲気がとにかくキレイな彼女の、27歳だったころについて話を聞いている。

 「目の前にずっと靄がかかってるような感じでした。20代の後半は、早く30歳になりたい!って、そればかり考えていた気がします。徐々に責任のあるお仕事をいただけるようになってきて、頑張らなきゃと思う反面、期待に応えられなくて落ち込んだり。楽しいこともたくさんあるけど、その分うまくいかないとすごく苦しかった。気持ちが、毎日揺れ動いていました」

 恋愛トークバラエティ『グータンヌーボー』のMCを江角マキコ、内田恭子と務めていた27歳のころ、『with』のインタビューに登場。

 「25歳で番組がスタートして、何年かすると、『最初は収録のたびにあんなにドキドキしていたのに、最近は慣れてきている』と思うように。変化していかないといけないと思い始めたのがこのインタビューを受けた1〜2年後のことだったと思います」

優香。女性誌『with』4月号より

 誰にでも起こる“慣れ”。そこに漠然とした不安を感じていた優香さん。苦しさを感じている20代後半の女性にアドバイスをするなら。

 「これしかないって思わないこと。生きづらいづらいなって思う人って真面目なんだと思います。振り返れば、20代は苦しさ半分、楽しさ半分。30代は人生の経験が詰まっていてとても楽しくて。40代も、私は門をくぐったばかりですけど、周りにはイキイキした素敵な先輩たちが大勢います。だから、年齢を重ねることは楽しみでしかない」

 今は家に帰ると子供と一緒にずっとキャッキャ言っているそう。悩みながらも続けてきてよかったことを聞くと、「最近、青春時代に番組を見ていましたとか、当時のことを言われることもあって。そういう声を聞くと、感慨深いというか、あのころ頑張ってよかったなと思います」と、思い出しながら語っていた。

 なお、本号の表紙は、King & Prince。ほか、映画『ライアー×ライアー』で主演する森七菜のインタビューなどが掲載される。

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