小芝風花(オスカー提供写真)

 2021年の活躍が期待される13歳~25歳のオスカープロモーションを代表する若手9人が、艶やかな晴れ着姿でオスカープロモーション恒例の『晴れ着撮影会』に出席し、2021年に向けたそれぞれの思いを願った。黒地をベースに大振り菊とその隙間に桜を配したレトロな柄域の晴れ着で臨んだ小芝風花(23)は来年年女。「自分のペースで今まで通り頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 ※出席者は、小芝風花(23)、吉本実憂(23)、高橋ひかる(19)、本田望結(16)、尾碕真花(20)、井頭愛海(19)、井本彩花(17)、宮本茉由(25)、本田紗来(13)。

――2020年を振り返ってどんな1年でしたか?

 新型コロナの影響で、お仕事が出来なくなったこともあり、お仕事の事、自分の事、周りの人達の事、今後の事など⾊々考えるようになった年でした。お仕事が再開してからも、「こうやってスタッフ、キャストが集まってお仕事が出来るのも当たり前じゃないんだな」と実感しましたし、とてもありがたみを感じました。

――今年⼀番嬉しかったことは?

 小学生の頃から好きだった、甲斐よしひろさんから、実際に使われていたギターを頂いた事です。その後番組でもお会いでき、お話しできた事、そして「安奈」の楽譜まで頂き、夢のようでした。

――今年を漢字1⽂字に例えるなら…その理由もお願いします。

 「考」という字です。冒頭でもお話しした通り、新型コロナの影響で、自身と向き合う時間が沢山あったので、今までよりも、⾊々な事を深く考えるようになった年でした。

――今年のクリスマスをどんなふうに過ごしたいか?

 我が家のクリスマスは、毎年どこかに出かけるという訳ではないので、例年通り、美味しいものを⾷べながら、のんびり過ごしたいです。

――ステイホーム期間をどんなふうに過ごしましたか?

 甲斐さんに頂いたギターを弾いていました。あとは家族みんなで海外ドラマをみたりしていました。

――⾃分のことで今年新たに気付いたり発⾒したことは何かありますか?

 私は、休日も1日中家から出ない事も多々あり、インドアだと思っていたのですが、自粛期間で全く人と会えなくなった時に、「私は仕事で外に出て、⾊々な人と話せてるからこそ、お家が好きなんだ。ずっとお家は性に合っていないんだ」と気付きました(笑)

――寒くなるこの季節、恋しくなるのは…。

 湯たんぽですね。去年デビューしたばかりなのですが、もう⼿放せなくなり、今年も活躍してくれています。

――今の⾃分のモットーは?

 ⼀つ⼀つのご縁を⼤切にする事です。

――2021年の抱負や挑戦したいことなどを。

 自分の意⾒をしっかり伝えられるようにしたいです。⾔われるままに動くのではなく、もっと意思を持って⾏動できるようになりたいです。

――今日着ている晴れ着の感想。

 結構大人っぽいお着物を着させていただいて、ベースの色が「黒字」なんです。過去にも黒のお着物を一度着たことがあるのですけど、ピンクの柄だったりとか、帯で可愛くしてくださっていたんですけど、今回、帯もシックなものを使っていただいていて、年齢に合った晴れ着でとても気に入っています。柄は桜が入っていて可憐さも残しつつすごく上品な晴れ着だなと思いました。

小芝風花(オスカー提供写真)

――2021年1月期のテレビ朝日の連ドラ主演。今から楽しみですが視聴者に意気込みをお伝えください。

 今年は新型コロナの影響で家にいる時間がすごく多くて、家族との距離感もニュースで報道され様々な家族のエピソードなどが話題になっていたと思います。今回の作品も、一見平穏そうな家族なのですけど、実はバラバラだったっていうのが、私の演じるモコミの行動によって明らかになっていく、でもそのバラバラだった家族がひとつにまたなっていくというホームドラマであるので、共感していただける方もいらっしゃるかもしれないと思います。そして、すごく優しい作品になっているので、ちょっとあたたかい気持ちになっていただけたラ嬉しいです。私の演じるモコミは物の思いがわかる、言葉がわかる、ちょっと変わった感覚を持っている女の子で、ずっと私は変わってる子だと周りから思われて、変な子だと思われているレッテルの中で生きてきたんですけど、そこから自分の殻をやぶって広い世界に飛び出していくので、いま悩んでいる方だったり、一歩なかなか踏み出せない人にも、優しく背中を押せるような作品になるように頑張りたいなと思います。

――今年のオスカープロモーションの晴れ着お披露目で10年連続の出席となります。

 ありがとうございます。でもとにかくあっという間でした。最初14 歳で、本当に事務所に入って⼀か月たたないくらいで参列させていただいたんです。その時は、先輩方に囲まれてすごく緊張していて、いつか先輩方のように存在感のある⼥優さんになりたいと思ってその場にいました。やっぱり隣に並んでいて凄かったんですよね、オーラが。私も、こんなふうに憧れられる先輩になれるように頑張りたいな、って思いましたし、年々先輩方は晴れ着を卒業されていて、反対に後輩のみんなが参加するようになってきていて、みんなからちゃんとあの時の先輩たちのように思ってもらえる存在にはまだまだ程遠いのですけど、ちょっとだけお姉さんになってきているので、もう少しシッカリしたいなぁとか、頼られる先輩になれるようにせいちょうしていきたいなぁという思いが年々⾼くなっています。

――2021年は年⼥になります。

 丑年なので駆けづらいんですよね、笑。ゆっくりの小幅かもしれないんですけど、着実に⼀歩ずつ、と思っています。これまでもゆっくりとした小
幅で歩んできたのが結構繋がってきていて、もう⼀回この子とお仕事をしたいって、同じ監督さんと⼆度三度ご⼀緒させていただける機会が、少しずつですが増えてきて、この10年間ゆっくりだったけど、確実にちょっとずつは成⻑しているのかなって実感する部分があったので、年⼥ですけど、⽜みたいにゆっくりなペースかもしれないですけど、自分のペースで今まで通り頑張っていきたいなと思います。

下段 写真左より 吉本実憂、高橋ひかる、小芝風花、本田紗来、本田望結
上段 写真左より 宮本茉由、井頭愛海、井本彩花、尾碕真花

写真左より 宮本茉由、井頭愛海、吉本実憂、高橋ひかる、小芝風花、本田紗来、本田望結、井本彩花、尾碕真花

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