中森明菜のベスト盤２週目も３位と好調、31年ぶりの記録も　関連作品も上昇

　中森明菜（49）のベストアルバムが好セールスを持続している。18日付オリコン週間アルバムランキングで自身23年ぶりに３位圏内に入った『オールタイム・ベスト－オリジナル－』（８月６日発売）が、最新25日付で１万5000枚を売り上げ、前週に続き３位にランクインした。前週を含めた累計売り上げは３万3000枚となった。

　また、同日発売された『オールタイム・ベスト－歌姫（カヴァー）－』も１週間で6000枚を売り上げ10位に。前週から３つ順位を下げたが好調をキープ。前週を含めた累計売り上げは２万枚となった。これにより２週連続で２作が同時に10位圏内入りを果たした。

　中森にとって２週連続２作同時トップ10入りは、1983年１月24日付・１月31日付にLP『バリエーション』（２位）と『セブンティーン』（７位）で記録して以来31年７カ月ぶりで、２週連続トップ３入りは、1989年８月28日付・９月４日付のCDアルバム『CRUISE』（1989年７月発売）以来25年ぶりの快挙。

　さらに、最新ランキングでは、2012年７月発売の『ベスト・コレクション～ラブ・ソングス＆ポップ・ソングス～』が167位から92位に上昇し、2012年11月12日付で55位を記録して以来１年９カ月ぶりのトップ100入りを果たした。

　オリジナル曲からヒット曲を集めたベストアルバム“オリジナル”には４年ぶりの新曲「SWEET RAIN」が、カバー企画『歌姫』シリーズの楽曲を選りすぐった“歌姫”には「恋の奴隷」（奥村チヨ）、「男と女のお話」（日吉ミミ）のカバーが収録と計３曲の新曲が収録されていることでも話題となった。

　“オリジナル”にはその他、デビューシングルの「スローモーション」、「飾りじゃないのよ涙は」などが、“歌姫”には、「悪女」（中島みゆき）、「秋桜」（山口百恵）のカバーなどが収録されている。