マックス

 18日公開の映画『ワンダーウーマン 1984』では、ワンダーウーマンに、禁断の力を手にしたかつてない敵マックスの巨大な陰謀、そして正体不明の敵チーターが登場する。そんな謎に包まれたヴィラン“マックス”と“チーター”の素顔に迫る。

 本作でワンダーウーマンに迫る新たな敵は、禁断の力を手に入れた謎のビジネスマン、マックス。この新たな敵、マックスを演じるペトロ・パスカルは役柄について「マックスは、元から悪い人ではありません。離婚して息子に自分の失敗を見せたくないというよくいるタイプです。彼は、権力とお金を手に入ろうとしている考え方は間違っていますが、とても人間的な考えだと思います」と、意外なヴィランの素顔を明かした。

 さらに、意外な敵もう一人、それはチーター。チーターについて、ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットは「映画では今回、チーターは初登場となりますが、チーターは脆くて弱さを持っており、自分が認められていないという誰もが考えているような思いを抱えています」と、強さの裏に隠された意外な“弱さ”を明かした。

 ワンダーウーマンを窮地に追い込む謎のヴィランたちについて、前作『ワンダーウーマン』(17)の公開で、映画界に名を轟かせた本作の監督パティ・ジェンキンスは「チーターは虚栄心、嫉妬、がむしゃらな一面を持っているユニークな悪役です。チーター役のクリステンやマックス役のペトロは、新しいキャストですが、素晴らしい役者たちで、自然に作品に溶け込んでいました」と、新たなメンバーの好演を称賛した。

ワンダーウーマンとチーター

 マックス役を演じたペドロは、HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ナルコス』など人気ドラマをはじめ、スターウォーズのスピンオフ『マンダロリアン』など、ヒット作に立て続けに出演している、今注目の俳優。

 そして、チーターを演じたのは、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)や『ゴーストバスターズ』(16)でコミカルな演技で存在感を見せたクリステン・ウィグ。様々なジャンルで活躍している彼らの演技が如何にヴィラン達へ投影されるのか。ファンならずとも気になるところだ。

 ワンダーウーマンに立ち塞がる世界の崩壊を狙うマックスと正体不明の敵チーター。完全無欠と思われたヒーローは、破滅に向かう世界を救うことができるのか。その代償とは。前代未聞の危機に陥りながらも、世界を救おうとするワンダーウーマンの壮絶なバトルは、これまでのアクション映画を覆す。ヨーロッパ、中東をはじめとする世界中を舞台に繰り広げる『ワンダーウーマン 1984』。陸・海・空を巡る空前絶後の体感型バトル・アクションとなる。

 写真=(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM&(C)DC Comics

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