「ドラキュラZERO」のイメージソングに起用されたVAMPS(C)Universal Pictures

VAMPSが映画のイメージソング起用(2014年8月8日)

「ドラキュラZERO」のイメージソングに起用されたVAMPS(C)Universal Pictures

 人気ロックバンドのVAMPSが、10月31日公開の映画『ドラキュラZERO』(東宝東和配給)日本版イメージソングに起用されたことがわかった。かねてからヴァンパイア好きを公言しているHYDE(49)は偶然にもヴァンパイアをテーマにした新曲『VAMPIRE’S LOVE』を制作。VAMPSにイメージソングを歌って欲しいと切望していた配給会社が目をつけて今回の決定となった。HYDEは「これは運命」と喜んでいるようだ。

 映画は、これまで描かれることのなかったドラキュラの英雄伝説を最新VFXを駆使し、壮大なスケールで描くアクション・エンターテイメント大作。15世紀に実在した一国の君主であり “ドラキュラ”の起源とされた男、ヴラド・ドラキュラの物語となっている。

 今回、イメージソングに起用されたVAMPSは、HYDE(L'Arc~en~Ciel)とK.A.Z(Oblivion Dust)の2人によって結成されたロックバンド。VAMPSの代名詞となった全国のZEPPにて連続公演を行う“籠城型ツアー”をはじめ、アリーナ公演、ラグーナビーチ等での野外公演、そして自身が主宰するハロウィンライブイベントなど、多彩なスタイルのステージは世界中のファンを魅了している。

 2013年にはベストアルバム「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」の世界リリースを発表。欧米ツアー、英国ビッグフェス、DOWNLOAD FESTへの参戦と、その勢いは留まることを知らない。

 VAMPSのバンド名はHYDEがかねてよりヴァンパイア(VAMPIRE)好きだったことから名づけられ、毎年豪華アーティストが参加するハロウィンライヴイベントなど、様々なパフォーマンスシーンでヴァンパイア姿を披露している。

 そんなヴァンパイア愛のあるVAMPSにこそ本作のイメージソングを歌って欲しいと配給が切望していたところ、彼らが新曲として制作を進めていた楽曲が偶然にも『VAMPIRE’S LOVE』である事が判明。

 運命的な出会いとなったこの楽曲には、ヴァンパイアの切ない愛や想いが込められており、国や愛する人のため、その身を悪に捧げるヴラド・ドラキュラの姿と重なっていたことから、今回の楽曲タイアップが実現した。

 VAMPSの2人はこの新曲について「(おれたち)ヴァンパイアならではの、なんて悲しい宿命と切なさを曲にしましたので、聴いてください。偶然にも(この曲を作っていた)このタイミングでのヴァンパイアをテーマとした映画との出会い…これは運命ではないでしょうか」とコメント。

 さらに映画については「ドラキュラという代表的なヴァンパイアの成り立ちを、ここまで掘り下げた映画はなかったような気がしていますので楽しみです」と語り、映画への期待を寄せている。

 今回のVAMPSとのコラボレーションは楽曲だけにとどまらず、なんとビジュアルタイアップも実施。その第1弾として8月8日より『ドラキュラZERO』×VAMPSコラボビジュアルムビチケカードをTOHOシネマズにて5000枚限定で販売する。

 9月には別のビジュアルにてコラボムビチケカード第2弾を発売、さらに今後ポスターやグッズも製作予定で、映画の公開に向けて、今後様々なコラボレーションを展開する。

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VAMPSが映画のイメージソング起用(2014年8月8日)

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