miwaのアルバムがジャケット大賞に、大学卒業後に真摯に向き合った作品

　音楽ジャケットのアートワークを顕彰する『ミュージック・ジャケット大賞2014』（Music Jacket Promotion Committee主催）の受賞作品がこのほど発表され、大賞にmiwaの『Delight』が選ばれた。準大賞には星野源『ギャグ』、マキシマム ザ ホルモン『予襲復讐』の２作が、特別賞はa flood of circle『I’M FREE』がそれぞれ受賞した。大賞受賞のmiwaは「自分のアルバムでこんな名誉ある賞をいただけるとは想像してませんでした」と喜びを語っている。

　第４回目の開催となった『ミュージック・ジャケット大賞2014』は、2013年４月1日から2014年３月31日に日本レコード協会会員社より発売された洋楽を含む国内制作の音楽CDを対象に選出するもので、第一次審査では大賞候補50作品を決定。第二次審査では一般投票で行った。

　大賞を受賞した『Delight』は2013年５月22日に発売された自身通算３枚目のアルバム。この年の春、大学を卒業したmiwaが真摯に音楽に向か合うなかで作り上げた作品で、miwaも「卒業を控え音楽一本でやっていくという決意を込めて作りました」と受賞後のコメントで振り返っている。

　以下は、受賞トロフィーを手にしたmiwaが受賞後に語ったコメントの内容。

　miwa「自分のアルバムでこんな名誉ある賞をいただけるとは想像してませんでした！　まさにアルバムのタイトル通り“Delight（歓喜）”です」

　「このアルバムは、大学に通いながら音楽活動をしてきた私が、卒業を控え音楽一本でやっていくという決意を込めて作りました。自分の音楽はジャケット含めて大事な“作品”だと思っていますのでビジュアルスタッフチームとは特に気合いを入れてがんばりました」

　「そんな作品がたくさんの方に支持していただけたこと、本当に嬉しいです。スタッフはもちろん、店頭やメディアで紹介していただいた皆様、応援していただいた全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」

　「デビューからほぼずっと一緒のmiwaの制作チームともこの喜びを分かち合い、これからも素敵な作品を作っていきたいと思います。本当にありがとうございました」。