YOASOBIが20日、新曲「たぶん」が配信開始され、20時に同曲のミュージックビデオのプレミア公開も決定した。

「たぶん」MVキャプチャ

 “小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、公開直後から瞬く間に注目を集め、現在ストリーミングでは1億回再生を突破。

 Billboard Japan Hot 100やオリコン週間合算シングルランキングで1位を獲得し、各種配信チャートでも1位を席巻。

 全世界のランキングであるSpotify「バイラルトップ50(グローバル)」でも6位となり、香港や台湾、インドネシア、シンガポール、マレーシア、インドなど各国のバイラルチャートにもランクイン。

 TikTokでも再生数の伸びが顕著で、関連動画再生数は約3億回にのぼる。2020年5月にリリースした新曲「ハルジオン」もLINE MUSICウィークリーチャート1位を獲得、YouTubeも公開3日で100万回再生を超えるなど、各所で熱い注目を集めているなか、新曲「たぶん」が20日配信開始となった。

 この楽曲は、2020年1月に「monogatary.com」で行われた新曲の原作小説を募集する「夜遊びコンテストvol.1」で大賞に輝いた「たぶん」(しなの・著)を原作とする、ある二人の”別れの朝”を描いた自身初となるミドルテンポナンバー。YOASOBIとして新たな一面を見せる楽曲となっている。

 そして20日20時にはMVのプレミア公開も決定した。映像は数々の自主制作アニメーションを手がけ、展示会での入賞経験もあるクリエーター・南條沙歩が担当。

 ikuraが原作の朗読を行ったティザー映像も公開中。ひとつの部屋の中で展開する原作の世界観を投影し、視聴者が自由に視点を変えて視聴できる360度映像であり、見応えある仕上がりとなっている。

 加えて早くも、YOASOBIの今後の新曲の原作小説を募集する「夜遊びコンテストvol.2」がmonogatary.comと双葉社の共催という形にてスタートした。「東京、二人の波形」というお題に対して1万字以内で自由に小説を投稿するだけで参加可能な上、大賞作品はYOASOBIによる楽曲化、さらに双葉社による書籍化も確約される。monogatary.comとしても過去最大規模のコンテストとなる。

 また、新曲「たぶん」のリリースを記念し、正式実装前となるTikTokのライブストリーミング機能「TikTok LIVE」を用いて、7月22日20時〜TikTok LIVE"ikuraとおしゃべり"を配信決定。事前にSNSで質問やリクエストを受け付けている。

 今年1月に配信された第二弾楽曲「あの夢をなぞって」の原作「夢の雫と星の花」(いしき蒼太・著)をコミカライズしたマンガ版「夢の雫と星の花」(漫画・kanco)が7月25日よりLINEマンガにて独占先行配信される。キラキラして甘酸っぱい原作の世界観が魅力的に表現されている。

 「たぶん」同様に「夜遊びコンテストvol.1」で大賞を受賞したもうひとつの作品「世界の終わりと、さよならのうた」(水上下波 著)もmonogatary.comにて公開中。

YOASOBI「たぶん」MV プレミア公開URL
※2020年7月20日(月) 20時〜プレミア公開

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