YOASOBIが16日、5月リリース曲「ハルジオン」が、本番まで1回も会わずに活動するフルリモート劇団「劇団ノーミーツ」の第二回長編公演『むこうのくに』の主題歌に決定した。

 劇団ノーミーツは、新たなエンタメの形を模索すべく、若手クリエイターが結集し、これまでSNSに17作品を投稿、累計再生数は3,000万回を突破。

 5月に上演した初長編演劇・旗揚げ公演『門外不出モラトリアム』は3日間計5公演を上演し、140分の長編演劇にもかかわらず、延べ約5,000人もの観客がリアルタイムで観劇し、多くのメディアでも取り上げられるなど、今話題を呼んでいる劇団である。

『むこうのくに』

 今回、「ハルジオン」の歌詞の世界観と今作『むこうのくに』のテーマとの親和性が高いことから、コラボレーションが実現した。

 また、2020年7月20日に配信リリースとなる新曲「たぶん」が、7月18日27時〜OAのニッポン放送『YOASOBIのオールナイトニッポン0(ZERO)』で初解禁。この楽曲は、2020年1月に「monogatary.com」で行われた新曲の原作小説を募集する「夜遊びコンテストvol.1」で大賞に輝いた「たぶん」(しなの・著)を原作とする、ある2人の”別れの朝”を描いた自身初となるミドルテンポナンバー。YOASOBIとして新たな一面を見せる楽曲となっている。

 そして、ikuraが原作の朗読を行ったティザー映像も公開中。ひとつの部屋の中で展開する原作の世界観を投影し、視聴者が自由に視点を変えて視聴できる360度映像であり、見応えある仕上がりとなっている。映像は数々の自主制作アニメーションを手がけ、展示会での入賞経験もあるクリエーター・南條沙歩が担当。

劇団ノーミーツ主宰 広屋佑規 コメント

 劇団ノーミーツの第二回公演「むこうのくに」はオンラインコミュニケーションがテーマです。その中で本作の主題歌を探していた時、YOASOBIさんのハルジオンを思い出しました。改めて聴くと、驚くほど本作の物語に合っている…!

 同年代でもあるYOASOBIさんが音楽シーンを駆け抜ける様子を見ていた私達にとって、実現したら奇跡だなと思いながら無理を承知でご連絡したところ、有難いことに快諾いただき主題歌コラボが実現しました。

 むこうのくにの世界観が加速するような、最高の楽曲を迎えることができ夢のようです!ぜひ、お楽しみに!

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