中居正広、手越祐也“会見”は「火を消すことでいっぱいっぱい」
中居正広が28日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』に出演。ジャニーズ事務所を退所し、記者会見を開いた手越祐也に言及した。
ジャニーズ事務所を退所し、23日に記者会見を開いた手越。番組ではその模様を紹介し、コメンテーターらが意見を述べた。
その中で中居も発言。「組織、会社、個がいて」と切り出すと、芸能プロダクションやテレビ局など会社が異なることで規律やルールに違いがあることに触れ、「組織と個が、そりが合わなかったことだと思う」と手越の“退所”について述べた。
さらに、会見について、「ガイドラインがあるわけでもないですし、誰かに教えてもらうものでもないですし、会見を積み重ねてるものじゃない」とし、芝居やライブのように準備期間のない「取返しのつかない」“一発勝負”であることを強調したうえで、手越には「荷が重いと思います」とした。
中居は「なぜ荷が重くなってしまったのか、これは手越に限らずですけど、今後トラブルとかスキャンダルってタレントはあると思うんです」とし、「不審火が組織の中で起きてしまった時は、組織が火消しをする」と一般的な流れに言及。
ところが、「ちょっと漏れると、ネット社会なんてみんなが火炎瓶をもってどんどん投げ込む。見出しとか、第一稿でみんなが燃え上がってしまうと、本来なら双方の話を聞いて火炎瓶なんですけど、こっちの側の話を聞かないまま燃え上がってしまうので」と難しさに触れた。
中居は、手越が「本質的なことをゆっくり落ち着いて話せばいいんですけど、まあ火を消すことでいっぱいっぱい。気持ちもアップアップになる」とし、難しいシチュエーションになっていたとの印象を抱いたようだ。
燃え上がっているものを自ら消さないといけないため、「しんどい会見になる」とし、「早口にもなるし、テンションも上がってますし。つじつまも矛盾も、ツッコミどころ満載ですけど、それどころではないですよね」と手越の心情をおもんばかる。
そして、「組織の中で火を消すことを願ってみんな協力するんですけども、扉開けたときに空気がフワッと入ってブワッと燃え上がると、バックドラフトじゃないですけど、近所の人がバケツ持ってエッサエッサと消そうとしても消えないわけですから」とコメント。ルールを破ってしまったことには反省が必要とした上で、「この炎は誰にも消せない」とも述べていた。
また、中居は過去に手越と話をしたエピソードに触れ、手越がサッカー番組の司会を務め、解説者に話を聞くシーンを観たことを紹介。
その際、解説者のコメントに対する手越の相槌に違和感を覚えたようで、自ら楽屋を訪ねたことがあったという。
中居は「手越いるのかな? ちょっとお話したいことがあるんだけどいいかな」と、手越のマネージャーの了解のもと、直接、手越に「解説者の人の話を聞くにあたって、相槌のレパートリーがいくつかあったほうが良いかもしんないな」と助言。
“はい”のボリュームを下げて、ウイスパーにするなどの手法を伝えたようで、「俺が言ってることが正しいわけじゃないけど、ちょっと頭に入れておいてな」と述べると、手越はいつも通りの“はい”で応じた様子。
これに中居は「1ミリも届いてない…」とうまく伝わらなかったことを嘆きつつも、「あれが手越の魅力だったり」とも語っていた。
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