miwa「弾き語りは私の原点」福岡でアコギ弾き語りツアー最終公演を飾る
アコギ弾き語りツアー最終公演となったZepp福岡公演で熱唱するmiwa
<ライブレポート>
シンガーソングライターのmiwa(24)が19日、アコースティックギター1本でライブハウスをまわるツアー『acoguissimo 3』の最終公演をZepp福岡で行った。
『アコギッシモ』ツアーは、miwaがデビュー翌年から続けているアコースティックギター1本でライブハウスをまわるツアー。“全県制覇”を目標に、miwaが地方在住のファンに向けて企画したもので、これまで25カ所・県で実施されてきた。2年ぶりの再開となる今回は、6月5日の和歌山を皮切りに、未開催だった関西から九州、沖縄地区の計6カ所で開催された。
今回は、新たな試みとして地元の10代ミュージシャンを募集し、各会場でフロントアクトを務めた。Zepp福岡のフロントアクトはマイコさんで、miwaの『つよくなりたい』を力強く歌い、会場を埋めたファンからも大きな暖かい拍手が贈られた。
シェリル・クロウの『スティーブマックイーン』が流れるなか、miwaが登場。この日のZepp福岡は平日にも関わらず、女性ソロの弾き語りで即日完売したことは初めてのことで2000人の満員のファンを前にライブがスタート。
小さいmiwaがステージの真ん中にたった一人で立っている、とてもシンプルなステージ。だが、演奏が始まると、時には心地よく、時には迫力あるアコギの音色に、パワフルで透明感溢れるmiwaのボーカルが会場を席巻。
「今日は、アコギッシモで、最大のキャパです。Zeppのスタンディングで満員のお客さんがきてくれてうれしいです。ありがとう。弾き語りは私の原点。みんな楽しんでいってね」とmiwa自身も本当に楽しそう。
『Delight』ではまっすぐで力強い歌声に客席は圧倒され、「Faith」ではファンがタオルを振り回して盛り上がった。また、各会場で異なるカバー曲を披露しているmiwaがラストに選んだのは「Let it go」、客席が大いに沸いた。
「今日で31県目です。今回のアコギッシモツアーは6本で終わりですが、目標は全都道府県制覇ですので、『acoguissimo 4』ができるようにがんばります」。
7月2日に発売となる新曲『君に出会えたから』をファンのみんなと歌ったりと、ファンと一緒に大いに盛り上がったライブとなった。
また、この日のライブでは『君に出会えたから~精華女子高等学校吹奏楽部バージョン~』を演奏した精華女子高等学校の生徒も見に来ていたことがMCでmiwaから紹介された。