ドコモがついに「iPad」販売へ

NTTドコモから販売開始される「iPad」シリーズの1つ「iPad Air」(写真=米アップル)

 NTTドコモと米アップルは28日、ドコモからアップル製タブレット『iPad Air』及び『iPad mini Retina』ディスプレイモデルを6月10日に発売すると発表した。iPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルは処理能力の高いA7チップと高度なグラフィックを実現するRetinaディスプレイを搭載。さらに、LTEの高速なネットワークに対応するとともに10時間に及ぶバッテリー駆動時間を有する。

 NTTドコモの加藤薰社長は「iPhoneに加えて今回iPadを提供することで、ドコモは日本で人気の高いモバイル端末のラインアップを最も信頼されているLTEネットワークで提供できることになります。お客さまはこの素晴らしいiPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルを、ドコモの高品質なネットワークと新たな料金プランでお楽しみいただけると確信しております」とコメント。

 アップルのティム・クックCEOは「我々は、ドコモのネットワークにおいてiPhoneに加えて今回iPadを提供できることを大変喜ばしく思います。iPhoneの結果は大変すばらしいものであり、ドコモのお客さまにiPadを提供できることを楽しみにしております」と述べている。

 薄く、軽く、新しいデザインのiPad Airは、鮮やかな9.7インチRetinaディスプレイを搭載。重量はわずか1約478グラムになるように精密設計され、ベゼルが劇的に細くなり、これまで以上に一体感を持ってコンテンツを体験できる。

 また、iPad mini Retinaディスプレイモデルは、9.7インチのiPadに表示されるすべてのピクセルを7.9インチのスクリーンに凝縮、極めてシャープなテキストと精細さを実現している。スクリーンの大きさは通常の7インチのタブレットに比べて35%拡大。

 この新しいiPadはどちらも、Appleが設計した、デスクトップクラスの性能を誇る、パワフルでパワー効率が優れた64ビットのA7チップをはじめ、より高速のWi-Fiと、拡張されたLTE接続性、10時間に及ぶバッテリー駆動時間そして何百もの新機能を特長とし、50万を超えるiPad専用のアプリケーションへのアクセスを可能としたiOS 7を搭載。

 iPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルの購入者には、LTE高速通信「Xi」(クロッシィ)が利用できるほか、パケット通信のデータ通信料を分け合える新たな料金プランが適用となる。

 iPad AirおよびiPad mini Retinaディスプレイモデルは、全国のiPad取扱店およびドコモホームページで、6月2日午前10時から予約受付を実施する。

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