煌めき☆アンフォレント「引き寄せられた7人」三重から宇宙まで届ける光
INTERVIEW

煌めき☆アンフォレント「引き寄せられた7人」三重から宇宙まで届ける光


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年02月28日

読了時間:約11分

新たな代表曲の誕生

――グループのコンセプトについてお聞きします。

二條満月 私達は三重のご当地アイドルなんですけど、三重の出身者が誰もいないんです。前までは定期公演とかがあったんですけど、最近は東名阪が多いんです。ゼロから三重を学んでいくというスタイルでやっています(笑)。

二條満月

茉井良菜 普通だとご当地アイドルはその地域に住んでいて、そこを盛り上げたいというのが多いんですけど、私達は逆なんです。

――新しいですね。みなさんの出身地は京都、大阪、奈良、愛知、東京、埼玉…見事にバラバラですね(笑)。

日南遥 多分、日本一移動が激しいグループじゃないかなって(笑)。

谷麻由里 あとは“宇宙”と“煌めき”をコンセプトにやっています。

――そのコンセプトは本作にも込められている印象がありますね。

茉井良菜 その世界観が曲に表れていると思います。

――キラフォレのグループとしての活動の幅はどのような感じでしょうか。

茉井良菜 東名阪がメインなんですけど、過去にツアーもやったので地方にもファンの方々がいらっしゃるんです。アジアツアーもやったので、海外の方が日本に来てくれたりもするんです。

――昨年の1stアジアツアーはいかがでしたか。Zepp Nagoyaと恵比寿LIQUIDROOMがソールドアウトとなったそうですね。

双葉凛乃 タイでの熱量が凄かったです! 「タイに行って盛り上がるのかな?」って不安に思っていたんですけど、行ったらめちゃくちゃ盛り上がっていてびっくりしました。

――日本での反応とは大きく違いましたか。

茉井良菜 応援スタイルは一緒なんですけど、海外の方特有の己を解放するような弾けかたというか(笑)。初めて行った所なのに凄く盛り上がって頂けたんです。

茉井良菜

双葉凛乃 圧倒されました!

――本作について聞いて行きたいと思います。みなさんが特にお気に入りの曲は?

高橋みお 私は「未完成≠My Soul」がイチオシです! 良い意味でキラフォレっぽくないし、大人なJ-POPという感じなんです。これはライブで楽しみだなって思っています。キラフォレのことを知らない方にも刺さる曲かなって思います。

――メロディはポップでサウンドは激しめで強い曲ですよね。藤宮さんは?

藤宮もな 「全開<アクセラレーション」です。この曲のライブ中では運動会をしているダンスの振り付けなんです。引っ張ったり二人三脚をしたりリレーをしたり。メンバーも楽しくて、ファンの方々と一緒に横移動をしたり、ライブで活きる曲なんです。

二條満月 私は「未完成≠My Soul」の歌詞に注目してほしいです。もちろん曲も最初のインパクトで引き込まれる感じだと思います。歌詞が凄く深くて。

茉井良菜 普通の恋愛ソングみたいな感じじゃないんだよね。

二條満月 そう。叶っているけどうまくいってない恋愛ソングというか。大人な苦い恋をしているような歌なので凄く染みます。この歌詞には色んな解釈があるので、自分なりの解釈で何回も聴いてほしいなと思います。

谷麻由里 私も「未完成≠My Soul」なんです。迫力があって最初に聴いた時に引き込まれました。歌詞の解釈は、自分的には「少女が大人になろうとしているのかな」と、感じています。メロディも何回聴いても全然飽きないんです。永く愛される曲になるんじゃないかなって思っています。

谷麻由里

日南遥 私は「地球(BLUE SHINE EDEN)〇SHOOTING STAR」がお気に入りです。キラフォレでしか歌えない歌詞と音という感じが好きです。言葉の選びかたに宇宙と煌めきを感じます。今、キラフォレを好きでいてくださる方はきっとこの曲を好きになってくれると思います。

――キラキラ感と激しさとロックテイストと、様々な要素が感じられる曲ですよね。双葉さんは?

双葉凛乃 「儚恋 II セパレート」が凄く好きな曲です。“儚恋”で“さよなら”と読むんですけど、本当にそのまま儚い恋の曲なんです。つらいし絶対幸せになれないけど、でも好きという感情が歌詞にギュウギュウに込められていて。歌いながらつらくなるんですけど、自分でこの曲を演じながらパフォーマンスするのが凄く楽しいんです。ストーリー性もあるし、「未完成≠My Soul」と作っている方が一緒なので、セットで楽しんで頂きたいです。

 両方とも切なくてつらい恋の曲で、そういうのが私は好きなんです。それぞれ自分なりの物語をつくって聴いてもらえたらなと思います。踊りも凄くフォーメーション移動が格好良い曲なので、ライブで観ても好きになってもらえる曲かなって思います。

――展開が豊富な曲なのでライブではドラマチックになりそうですね。茉井さんはいかがでしょう。

茉井良菜 全曲推したいんですけど、特に「雪のカケラ* (2020ver.)」はJ-POP寄りの楽曲なので色んな範囲の方に刺さるかなって思っています。雪の切ない雰囲気も音に表れているので、冬になるとファンの方は「早くライブでやってくれ」ってなるかもしれません。

――先行配信された「太陽系◎ワンダーラスト」についてはいかがでしょうか。

茉井良菜 この曲は、今までのキラフォレの曲の歌詞のワードとかタイトルが詰め込まれていたり、宇宙観と壮大さがあります。この7人になって最初に披露した曲なんです。だからこの7人が「これを引っさげて頑張って行くぞ」みたいな、過去を含みつつこれからのエンジンになるような曲になっています。けっこう重要な曲なんです。この曲をきっかけにライブに遊びに来てくださる方もいるんです。今までは「幻影★ギャラクティカ」が代表曲だったんですけど、これからはキラフォレといえば「太陽系◎ワンダーラスト」になっていくのかなと思います。

――確かに、今までの代表曲という「幻影★ギャラクティカ」は凄く入りやすい曲だと感じました。

茉井良菜 この曲があったからキラフォレを知ったという方もいるくらいなんです。

谷麻由里 キラフォレよりもこの曲が先に売れたんだよね。最初の頃は「この曲、キラフォレの曲だったんだ」みたいな感じで。最近は浸透しているから「キラフォレといえば『幻影★ギャラクティカ』」だけど。

茉井良菜 最初の頃は私達がこの曲をカバーしてるみたいな感じでした。自分達の曲なのに(笑)。

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