メンバー各々の涙
――リード曲「泣かないよ」のタイトルにちなんで、グループで活動していて泣きたくなったことは?
原姫子 悲しくて泣くというより、初めてAnge☆Reveとしてステージに立った時、嬉しくて余韻に浸りながら泣きそうになりました。
――嬉しい方面の涙だったのですね。権田さんは?
権田夏海 加入したての頃はサポートメンバーで微妙な立ち位置だったんです。「星空プラネタリウム」のシングルリリースの頃、環境に慣れていないし将来的な不安や周りの意見とか色々なことが重なって…Ange☆Reveにいる期間のなかでは一番大変な時期だったんです。その頃のイベントの時に特典会とか全部終わらせて、そでにはけた瞬間に泣きました。
――実際に泣いたのですね。
権田夏海 やり切ったという達成感で泣いちゃいました。「こんなに大変なんだ」ということがわかって。スタッフさんにだけ見られたんですけど、「頑張った」って言ってくれたので、また頑張ろうと思いました。つらくて泣いたりとかはなかったんです。
――綺麗な涙だったのですね。涙腺がめちゃめちゃ強いという水野さんは?
水野結愛 MV以外では泣いているところ見られたことないと思うんです。悲しい涙は流れないんですけど、けっこう笑い泣きしちゃいます。メンバーといると幸せな涙を流す時があります(笑)。
佐々木璃花 めっちゃくだらないことで笑うよね(笑)。
水野結愛 みんな面白いし信頼してるし、本当に素で楽しくて笑って涙が出る時に幸せを感じるんです。「みんな私を受け入れてくれてるな」って。これからも笑い泣きをたくさんしていきたいと思います(笑)。
――みなさん泣く種類が全然違いますね(笑)。吉橋さんは?
吉橋亜理砂 泣きすぎて! いつも泣いてるよね?
佐々木璃花 うん。いつも。
吉橋亜理砂 誰かの卒業の時も必ずその人より泣いちゃうし。
水野結愛 先に泣くよね。でも昔より嘘泣きは減ったよ?
――なぜ嘘泣きを?
吉橋亜理砂 「エーン!」って言うとみんなが甘やかしてくれるんです。それに味をしめて…でも「また言ってるよ」って感じでバレてきちゃったので最近は「ピエーン!」くらい言ってます。
――発声を変えただけで嘘泣きはやめていないと。
佐々木璃花 この子はまるで子供なんです。今日だってずっと「アイスが食べたい!」って言ってたんです。私も折れて近くのお店に連れて行って「ここになかったら諦めてね」って言うんですけど、なくても諦めないで「アイスが食べたい!」ってずっと言うんです。わざわざ寄り道して行ってあげたのに!
――目的が達成されるまで嘘泣きはやめないスタンスなのですね。
吉橋亜理砂 食べられるまで確かに言ってます。私が嘘泣きしたらついて来てくれるので。(笑)。
佐々木璃花 だいたいは一回探しに言って「なかったら諦めてね」っていうのが泣き止ませるのに一番早いんです。
――もう対策されていますね(笑)。佐々木さんは?
佐々木璃花 私はけっこうよく泣くんですけど、一番泣くのはメンバーが辞めたりするタイミングです。あと、メンバーが入れ替わって自分がグループのまとめ役になった時もそうです。今はそうでもないんですけど、先輩後輩という関係がしっかりしていた時期に、スタッフさんやメンバーからどう思われてるんだろうなという時に泣いたりしていました。
――ちょっと板挟みみたいな感じの時でしょうか。それはつらそうですね。
佐々木璃花 そうなんです。でもメンバーとの距離がちゃんと縮まって、本当はみんなが信頼してくれているということをインタビューの場などで聞いた時に逆に泣きそうになります(笑)。そういう風に思っていなかった時期があったので。