MUSIQ SOULCHILDら３組出演決定、新世代ジャズフェス第２弾アーティスト発表

　MUSIQ SOULCHILDやOvallが、５月９日と10日に豊洲PITで開催される新世代ジャズフェス『LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL』に出演することが決定した。

「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL」は2013年に始まったヨーロッパ最大規模の野外ジャズフェスティバルであり、毎年7月にイギリスのイースト・サセックスで開催されている。伝統的なジャズフェスティバルとイギリスのキャンプ文化が融合した空間のなかで、ジャズ、ソウル、ファンクを横断する洗練された音楽を楽しむことができ、“The Guardian”紙をはじめとしたイギリスの主要紙から五つ星を付けられる等、上質な音楽を体感できるフェスであると高い評価を得ている。

そんな「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL」が2020年5月、日本に上陸する。“ラヴシュプ”を合言葉に、東京・豊洲エリアでの開催が決定。記念すべき日本初開催と共に出演アーティスト第1弾として発表されていたROBERT GLASPERに加え、今回第2弾アーティストとして3組が発表された。

1組目は「ネオ・ソウルの旗手」、「フィリー・ソウルの申し子」としてオーディエンスを沸かせ続ける鬼才、MUSIQ SOULCHILD。ファースト・アルバム『Aijuswanaseing』とセカンド・アルバム『ジャスリン』は共にプラチナム・ディスクに認定。これまで13回のグラミー賞ノミネートも誇る。目下の最新作『Feel The Real』も大好評の実力派シンガーだ。去年は台風の影響で来日公演が中止になってしまったため、満を持しての来日決定である。

続く、2組目はOvall。Shingo Suzuki、mabanua 、関口シンゴによるトリオバンド。メンバー全員がソロアーティスト／ミュージシャン／プロデューサーとしても活動するマルチプレイヤー集団である。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ロックを同列に並べ、生演奏もサンプリングもシームレスに往復し、楕円(オーバル)のグルーヴの中に音を投げ込む、その斬新なスタイルと唯一無二のサウンドで、各方面からプロデュースやコラボレーションの依頼が殺到している。本公演でも貴重なステージが見られるか、大きな期待が出来る。

最後、3組目はAnswer to Remember。日本のポピュラー・ミュージックシーンのニュー・キーマン、ジャズ・ドラマー石若駿が発信する、これまでに聴いたことのない新しいエクスペリメンタル・ミュージック・プロジェクト。石若駿を中心に、シーンで活躍する同世代の優れた仲間（ミュージシャン）が集結。今後の音楽シーンを牽引し、新たな基準になるであろうプロジェクトである。今回のステージは、ATRBand：石若駿(ds)、MELRAW(sax)、中島朱葉(sax)、佐瀬悠輔(tp)、海堀弘太(key)、若井優也(key)、Marty Holoubek(b)、ゲスト：KID FRESINO、ermhoi、Juaで展開される。更なるゲスト共演も期待が膨らむ。

また、ROBERT GLASPERも正式にメンバー編成が確定。2018年に新世代ジャズ界のスーパースター結成されたスーパーグループR+R=NOWのメンバーであり、ESPERANZA SPALDINGのバンドメンバーとしても高い評価を受けている人気ドラマーJustin Tyson、ラッパーCOMMONとROBERT GLASPERが中心となり2018年に結成されたバンドAUGUST GREENのメンバーでもあるベーシストBurniss Travis II、そしてROBERT GLASPER EXPERIMENTのメンバーとして来日経験のあるDJ Jahi Sundanceの3名がバンドメンバーとして出演する。

そして、本日よりチケット一次先行予約がスタートする。2020年、新世代ジャズフェスティバル「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL」日本上陸。初夏の風と緑を感じながら、東京・豊洲で「至上の愛と至福の音楽体験を―」。