氣志團の綾小路翔が12年ぶりに連ドラに出演することが12日、わかった。実現するのは氣志團が主題歌を担当するフジテレビ系月9ドラマ『極悪がんぼ』。19日放送の第6話で三浦翔平演じる茸本の先輩役として“がんぼ”を演じ切る。

 『極悪がんぼ』の主題歌を担当する、氣志團の團長である綾小路翔が、19日放送の『極悪がんぼ』第6話にゲスト出演することが決定した。同ドラマは尾野真千子が演じる神崎薫を中心に裏社会に潜む最悪のトラブルに対処する極悪エンターテインメント。

 ストーリーも中盤に差し掛かり、なかなか借金を返済できない薫をはじめ、それぞれの人物が金にまつわる案件に絡み必死に生きていくさまを描いてく中で、今まで見せなかった過去の話や裏の顔などが見え隠れし始め、ますます見逃せないストーリーが展開されている。

 そんな中、綾小路の役どころは、茸本和磨(三浦翔平)の先輩、諸子氏武。昔は暴走族として、かなり“がんぼ”(やんちゃ)だったが、今は“ホストクラブ騎士団(ナイト)代表取締役社長”として商才をみせ、かなりの大金を稼いでいる男を演じる。劇中ではカラオケでドラマ主題歌の「喧嘩上等」を熱唱する。

 TBS系ドラマ『木更津キャッツアイ』以来、約12年ぶりの連ドラ出演となった綾小路は、同ドラマのサイトで心境を語っている。ドラマのオファーはこれまでも何度かあったものの断り続けてきたという。その理由を「セリフが棒読みでひどかったんですよ」と説明。

 それでも今回出演を了承した背景には「初の月9主題歌をやらせていただいてますし、“ここで出演しなきゃ男がすたる”と思ったんです。自分がもじもじしてもしょうがないと。もう少し人生を楽しみたいという思いから“かけるなら恥もかこう。その先に得られるものがあればいいな”という気持ちになってきたんです」と心境の変化があったようだ。

 また「こんな素晴らしい俳優の方々のお芝居を真近でみられる機会はめったにないですから。お芝居をしながら、たくさんのことを吸収させていただいたので、いつか恩返しできればと思います」とも語っている。

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