ael‐アエル‐「素敵な7人のグループだったと示したい」新体制前の総決算
INTERVIEW

ael‐アエル‐「素敵な7人のグループだったと示したい」新体制前の総決算


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年01月15日

読了時間:約11分

 男装アイドルユニットael‐アエル‐が2月5日、セカンドシングル「白幻」をリリース。ael‐アエル‐は祈夜星波、花園千知、奏未来の3人が2月11日に卒業し、4人の新体制となる。デビューから約半年が経った現在の心境、卒業に対しての各々の思い、新体制ael‐アエル‐のこれからの展望、そして本作について、有光陽稀、雫月LEE、日和乃愛、綾目夏向、祈夜、花園の6人に話を聞いた。【取材=平吉賢治】

海外からの反応も多いael‐アエル‐の活動

「白幻」通常盤

――メジャーデビューから約半年間経ちますが、現在の心境はいかがでしょうか。

花園千知 慌ただしい毎日が続いていました。最初のリリースイベントでは迷いもあったんですけど、だんだん自分のあり方がより明確になってきました。ファンの方々もael‐アエル‐がこういうグループだとわかった上で応援してくれるので、自分達がいる意味というのがはっきりしてきたと感じます。

綾目夏向 僕がael‐アエル‐と仲良くなれたというのと、ファンの方々がael‐アエル‐と仲良くなれたというのがあると思います。

――イベントやライブで印象的だったことはありますか?

雫月LEE 今作のカップリング曲「Listen!」は俺が振り付けをさせて頂いたんですけど、ファンのみなさんと一緒に踊って頂けるような振りがいいと思って、今回はそういうのをイメージして考えました。それを披露していくうちにファンのほとんどの方々が一緒に踊ってくださるようになったんです。イベントを重ねるごとにどんどん振りが浸透していって、俺達とファンの方々がより一つになれると感じました。それが凄く嬉しくて印象的です。

――dreamBoatのイベントでファンの方々を見たところ、海外からの方も多いという印象を受けました。

有光陽稀 確かにそうでした!

――ミュージックビデオのYouTubeコメント欄には海外からの反応もたくさんありますね。

有光陽稀 それこそ、デビューしてからのイベントにフランスから来てくれた方、韓国から来たという方もいたんです。英語圏の方が日本語で話しかけてくれたりもするんです。それほど反応を頂けるのは不思議でもあるんですけど、男装文化は日本の文化であってあまり海外にあるものではないと思っているんです。そういうところで「新しい文化を見つけた」という感覚を持ってもらえているのかなと。外国の方から熱烈なラブレターをもらったこともあるんです。

花園千知 逆にめっちゃ頑張って日本語で書いてくださったのもあって、見るたびに愛しい気持ちになります。

祈夜星波 自分が普段あまりSNSやYouTubeで海外のアーティストの方々のものを見ないので、見つけてくれるということがまず凄いと思います。その上で会いに来てくれるという行動が尊敬できます。日本語で歌っているから海外の方々は意味はわからないかもしれないんですけど、好きになってくれるということは、そのへんも細かく調べてくれているんだろうなという勝手な想像もあります。海外にも日本のこの独特な文化を自分達で広げて行きたいと思いました。

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