松任谷由実が、ラグビーW杯日本代表とともに『第70回NHK紅白歌合戦』に出場することが決まった。同局が19日発表した。

 今年開催のラグビーW杯日本大会でベスト8の躍進を遂げ日本を沸かせた日本代表選手がスペシャルゲストとして紅白に出場する。

 そして、松任谷由実は紅白の舞台で「ノーサイド」をテレビ初披露する。この楽曲は1984年に発表されたアルバム『NO SIDE』のタイトル曲。日本のポップスではじめて、ラグビーをテーマに作られたヒット曲だ。

 ユーミンは日本が勝利を収めたスコットランド戦をスタンドで観戦し、SNSで「ものすごい場に立ち会わせてもらえた気がする!」と大興奮でつぶやき話題に。

 それに対し堀江翔太選手が反応し、ラジオ番組での共演が実現するなど選手との交流を深めてきた。

 そして今年、10月27日に放送された『サンデースポーツ2020』でラグビーW杯日本代表の活躍を振り返るVTRの音楽として「ノーサイド」が使われ、SNSを中心に大きな反響があった。

 日本のラグビーが、いつか世界で健闘する事を夢見ながら35年前に作られた「ノーサイド」。2019年最も話題になった日本代表の雄姿をたたえ、そしてその感動をじっくりと噛みしめる応援歌としてユーミンが紅白でスペシャルパフォーマンスを披露する。

松任谷由実・コメント

 先ずは、日本中に興奮と感動を与えてくれたラグビーワールドカップ日本代表の方々に、ひとりのファンとして、感謝の気持ちをお伝えしたいです。私自身、35年前に作った「ノーサイド」という楽曲を、紅白という舞台で歌うことは想像もしていませんでしたが、お声がけをいただき、出演させていただくことになりました。当日は、ラグビーワールドカップ日本代表の選手の皆さん、そして、これまで日本のラグビーを築いてきた全てのラガーマンに届くよう、勇姿を胸に歌いたいと思っています。

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