(C)「来世ではちゃんとします」製作委員会

 女優でモデルの内田理央(27)が2020年1月期のテレビ東京ドラマパラビ『来世ではちゃんとします』(2020年1月8日スタート、毎週水曜深夜1時35分 ※BSテレ東では、2020年4月クールに放送予定)で主演を務めることが決定した。

 原作はグランドジャンプ(集英社)で連載中の同名作。「しんどいくらい共感」「リアル過ぎて心が痛い」など恋に悩む女性たちから共感の声が殺到。また作者であるいつまちゃんのTwitterは14万人以上のフォロワーを持ち、作品の感想だけでなく恋愛相談まで男女問わず寄せられる大人気アカウントとなっている。

(C)いつまちゃん/集英社

 物語の主人公はCG制作会社「スタジオデルタ」の社員・大森桃江(27)。性に奔放で5人のセフレがいる性依存系女子。「セックスは金のかからない趣味」と割り切っている反面、本命の男性の彼女には決してなれないという事実にどうしようもない切なさと虚しさを感じている。しかし、そんな自分の人生を「まーいっか。来世ではちゃんとしますということで」とどこかクールに見つめている、承認欲求と好奇心と寂しさの狭間を生きるアラサー女性。

 そんな主人公・桃江を演じるのは、女優やモデルとして活躍し男女問わず大人気の内田理央!「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)、「おっさんずラブ」(テレビ朝日)など話題作に続々と出演。2019年には「向かいのバズる家族」(日本テレビ)で主演を務めるなど女優として勢いに乗る中、今回はテレビ東京のドラマ初主演となる。

 脚本は演劇ユニット・ブス会*を主宰しドラマ「恋のツキ」「吉祥寺だけが住みたい街ですか」(テレビ東京)などを手掛けるペヤンヌマキ。現代を生きる女性たちの姿をリアルに炙り出す名手。監督はドラマ「ポルノグラファー」(フジテレビ)や映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」などを手掛け、12月に映画「”隠れビッチ”やってました。」の公開を控える三木康一郎が担当。さまざまな恋愛模様を時にコミカルに、時に切なく描く多才な監督。

 また、このドラマは動画配信サービス「Paravi(パラビ)」での独占先行配信が決定。性をこじらせた他の登場人物たちにも個性派キャストが集結する本作が令和に新しい風を巻き起こす。

 主演を務める内田理央が、本作についてコメントを寄せている。

大森桃江役:内田理央コメント

――オファーを受けた時の想い、台本を読んだ感想をお聞かせ下さい。

 原作の漫画を読んですごく面白かったので、ドラマ化すると聞いてちょっとドキドキしたのですが、素直にこのドラマを見てみたいなと思ってワクワクしました。

――演じられる主人公・大森桃江の印象は? また、桃江に共感できる所はありますか?

 私とは全く違うタイプなので、だからこそすごく興味津々で、桃江ちゃんみたいなタイプの人もそりゃいるよなって思いました。でも、所々感じる虚しさや寂しさの部分は共感できて、すごく可愛いくておっとりした、女の子にも男の子にも好かれるタイプだなと思います。

――これから撮影が始まりますが、楽しみにしていることは?

 (桃江が働いている)スタジオデルタの個性豊かなこじらせ男女5人の掛け合いが、このドラマの魅力の一つかなと思うので、そこは本当に楽しく和気あいあいとやりたいなと思います。

――このドラマの見どころ、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 こじらせ女子にも、パリピ女子にも、どの世代のどんな女の子にも、何かどこか絶対共感できるストーリーがあり、男の人も、女の子を知るために見て頂ければ、モテる秘訣になるのかなと思います。なので、共感の為にも勉強の為にも是非見て頂きたいです!

原作者:いつまちゃん コメント

 この作品の原作第1話は、私が桃江たちと同じように映像会社で働いていた頃、終電を逃して駆け込んだ漫画喫茶にてネームを描き上げました。

 “平凡だけれど怒涛”の日常から生まれて、読んで支えてくれた全ての方に育てられた、思い入れの深い作品です。キャラクター達に命が吹き込まれた姿が見られるのが本当に嬉しいし、イチ視聴者として心から楽しみです。登場キャラクターは極端な人間ばかりですが、誰かしらには共感できる要素があると思います。たぶん。ちょっとした幸せと、不幸を繰り返す彼らの日常を覗き観て「生き辛い世の中だけど人生そんな捨てたもんじゃないな…」と思っていただけたら幸いです。

祖父江里奈(テレビ東京プロデューサー)コメント

 テレビ東京では珍しく、女性が主人公の恋愛ドラマをやります。しかし王道のキラキラしたラブストーリーではなく、恋愛観も性癖もこじらせてしまった人物ばかりが登場する、なんともテレ東らしい恋愛コメディです。内田理央さんはとてもキュートでセクシーな女性。でもオタクっぽい一面があったりどこかフワフワしたところがあったりして主人公の桃江のイメージにぴったりです。特に女性に共感して観てほしい作品なので、女性人気が高い内田さんにやっていただけるのがとても嬉しいです。貞操観念のネジがぶっとんでしまったキャラクターをかなり振り切って演じてくれています。脚本は現代を生きる女性の生き様や一筋縄ではいかない恋愛を描く天才、ペヤンヌマキさんと舘そらみさん。そんなおふたりが描く世界を、三木康一郎監督が可愛くポップにコミカルに撮ってくださいます。恋愛マニュアルを頭では分かっているのに実践できない、ボロボロに傷付くと分かっていながらあえてイバラの道を選択してしまう、そんな恋ばかりしている人たちに寄り添うドラマになればと思います。ご期待ください。

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