ガブリエル、マッケンジー、アーノルド、リンダ、ナタリア、ティム監督

 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ、ティム・ミラー監督が6日、東京・新宿でおこなわれた、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』(8日公開)ジャパン・プレミアに登場した。この日はスペシャルゲストとして、松之丞、そしてシュワルツェネッガー吹替声優・玄田哲章も登場した。

 新宿歌舞伎町に敷かれたレッドカーペットを、アーノルドら来日中の『ターミネーター:ニュー・フェイト』主要キャストが歩いた。大歓声を浴びながらゆっくりと歩くキャスト。サインやカメラ撮影に気さくに応じた。リンダはファンと会話するなかで感動のあまりに涙を流した。

 その後、ステージに移動した面々。和太鼓演奏の歓迎を受けた。

 アーノルドは「日本のファンのみなさんを愛している。戻って来ることができて嬉しい。映画はファンの存在なくてはありえない。今回、このような素晴らしいキャストとティム・ミラーと来られて嬉しい」と喜んだ。

和太鼓を叩くガブリエル、アーノルド、ティム監督

 リンダも「歓迎を受けてとても嬉しい。ハリウッド以上に素晴らしいかもしれない。ここにいるのがスリリング。毎日頑張ってこの映画を作った。愛が込められている。その愛をスクリーンで感じてとってほしい。アクションやコメディ、エモーションがあって、力強さも見えるし、ここにいる才能ある仲間と頑張り、高め合った。ステージにいる一人も欠けては出来なかった。日本愛している」と語った。

 マッケンジーは「日本は絶対に行きたい国だった。この方々と来日できたのは嬉しい。この作品関われて光栄だった。ティム監督に率いられ、特別な作品が作れた。爆発的な魅力もある」。

 前日の会見で日本は一番行ってみたかった国と語ったガブリエルは、「日本に来るのは夢だった。実際に来日して、想像以上の経験をしている。ファンの方が熱くて感動した。大きなポップコーンを買ってみてほしい」。

 ナタリアは「日本に来れてとても嬉しい。今の瞬間は私の記憶に永遠に残る。それだけ心を満たしてくれる。そしてみんなにはミッションがある。この映画を観て、そして広めてほしい。皆さんに愛をこめて」。

和太鼓を叩くアーノルド

 ティム監督も「日本に来れて嬉しい。世界を回ってきたがここが最高。日本には真のファンがいる。東京を歩いていると未来都市に感じて大好きです。日本に『ターミネーター』ファンがいっぱいいるのはSFファンが多いのではないか。私も日本のアニメやアートが好きで、いろんな日本の作品が本棚にある。日本の文化からかなりの影響を受けている。この映画でみなさんにも良い影響を与えられたら」。

 その後、来日の記念にとハッピをプレゼントされ、アーノルドとガブリエルが『ターミネーター』の有名なBGMに合わせて太鼓を叩いた。アーノルドは「楽しかった。まだまだ学ばないといけないけど、35年間聞いてきたBGMなので頭のなかでよぎった」と笑顔を見せた。

 そして、最後はアーノルドの「I'll be back」の掛け声。その発声を合図に銀テープが舞った。

 本作は『ターミネーター2』の正統な続編。一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”だが、その危機はまだ終わってはいなかった。人類の命運を握る少女ダニー(ナタリア)を守る謎の戦士グレース(マッケンジー)と、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9(ガブリエル)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナー(リンダ)とT-800(アーノルド)。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。

 『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。更に『デッドプール』の大ヒットで知られるティム・ミラーがメガホンをとる。

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