ガブリエル(REV-9)、マッケンジー(グレース)、シュワルツェネッガー(T-800)、リンダ(サラ・コナー)、ナタリア(ダニー)

 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータが5日、都内で映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』(8日公開)来日記者会見に臨んだ。

 本作は『ターミネーター2』の正統な続編。一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”だが、その危機はまだ終わってはいなかった。人類の命運を握る少女を守る謎の戦士グレースと、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター REV-9(レヴ・ナイン)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。

 『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』(日本興行収入95億円)以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。更に『デッドプール』の大ヒットで知られるティム・ミラーがメガホンをとる。

 この日、笑顔で登壇した面々。それぞれアクションなどについて語るなか、シュワルツェネッガーはシリーズがここまで長く愛されるとは、1作目当時は「誰もが思ってもいなかった」とし「1作目が出来た当時は小さな作品でいわゆるB級映画。スタジオも恥ずかしさを持っていたと思う。でも編集段階ですごいということになり、その後はタイムズ誌でトップ10になった。1作目の公開で需要が高まり、その人気から2が作られた」と振り返った。

 また、自身にとって同シリーズは「とても大きな影響を与えた」とし、「1作目はこれからアクションで主演役者になろうとしている時期だった。映画は観客が決めるものだと思う。公開されてたくさん観てくれて、そしてそれが次の作品に繋がる。こういう大成功した作品に携われて嬉しい」と感慨深く語った。

 当時は別の作品に興味を持っていたというが、ジェームズ・キャメロンに説得されて出演することを決めた。「当時は関心がなかったけど、説得された。ジェームズ・キャメロンに感謝したい」と語った。

 更に、「いつまでターミネータは続くのか」という報道陣の問いに「私自身はこれで終わりだと思っているが、観客がどう思うかだ」と自身は退く意思があることを示唆した。

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