真っ白なキャンバス「“熱血”みたいなものとは逆」白キャンの魅力に迫る
INTERVIEW

真っ白なキャンバス「“熱血”みたいなものとは逆」白キャンの魅力に迫る


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年10月17日

読了時間:約10分

「いままで白キャンになかった夏の曲」

「いま踏み出せ夏」TypeB

――2ndシングル「いま踏み出せ夏」を最初に聴いたときの印象はどうでしたか?

麦田ひかる 夏らしい曲だなと思いました。最初に蝉の声が入っていたりして。今まで白キャンになかった夏の曲だなって嬉しかったです!

鈴木えま 振りがシンプルでやりやすいんです。

西野千明 シンプルだからこそ、ファンの方々も一緒に盛り上がりやすいんです。シングルならではの馴染みやすさがあるんです。

――レコーディングはいかがでしたか?

三浦菜々子 まだ歌詞が確定していない状態で進んだんです。

――仮歌で進めたのですね。

西野千明 超仮歌でした。

三浦菜々子 ちゃんと「決定です!」というよりは、「なんとなくこんな感じです」というフワッとした状態で。「落ちサビのここ、変えたいんだよね」というくらいの状態で録って、実際に歌いながら「言葉変えてみようか?」みたいな、初めてのスタイルでレコーディングしたんです。その場で作家さんと連絡を取り合って歌ってみて、「ここ、言い変えたらなんだろうね?」って、橋本さんと私とスタジオの方と相談したりして。

三浦菜々子 ちょっと変えながら歌ったりとか(笑)。いままでで一番時間がかかったレコーディングでした。

小野寺梓 朝から待って結局その日は取れなくて別日になって…。

――かなり待ったのですね。

小野寺梓 待つのは苦じゃないので。私、鈍いから時間がすぐ経つんです…。

三浦菜々子 この子ちょっとマイペースなんです(笑)。

――だんだん伝わってきました(笑)。ところで、現在のリーダーは誰でしょうか?

小野寺梓 自称リーダーです。

橋本美桜 入ったときからずっと「自称リーダー」って言ってるんです。

西野千明 「自称って何?」って(笑)。「そうなんだね~」と話を合わせています。

小野寺梓 いまは恥ずかしいから言ってないです…。

――なるほど。話は戻りますが、レコーディングで意識したことは?

小野寺梓 綺麗めにというのを意識して歌いました。「爽やかな夏」みたいな感じだから綺麗な歌声にしたいなって。

――ミュージックビデオ撮影で印象的だったことはありますか?

橋本美桜 ドローンを飛ばして撮ってくれたんですけど、凄い音で最初は虫の大群が来たと思いました(笑)。白キャンのMVで撮ってもらえるなんて凄いなと思いました。

――三浦さんはいかがでしたか?

三浦菜々子 イベントとかで制服を着ることはあったんですけど、全員同じ制服を着て学校で撮影というのが凄く新鮮でした。今回は同年代の方々も同じ制服姿で撮ったので“青春感”がありました! 猛暑日にダンスをしながらジワジワ汗をかいて…夏を感じました。

鈴木えま もう暑くて…。

――西野さんと橋本さんは今年から加入ですが、6人という体制で馴染んできましたか?

橋本美桜 全然敬語で喋ったりもしてないんです。

西野千明 礼儀として最初はちゃんとするじゃないですか? でも「敬語は使わないで」って。

橋本美桜 私は梓ちゃんと話していて「敬語じゃないほうがいいよ」という話になったから、それをみんなが聞いていないところで「このグループ、敬語じゃなくていいらしいよ?」って。

西野千明 だからこそ馴染みやすいんです!

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