RAD野田洋次郎、社会の不寛容さに危惧「子供たちは見ている」
RADWIMPSの野田洋次郎が、社会の不寛容さに危惧を示している。「全部子供たちは見ている」と警鐘を鳴らすと、多くの共感や自問自答する声が寄せられた。
6日に自身のツイッターを更新した野田。「一斉に誰かを袋叩きにするネットやテレビの空気も、悪辣な言葉で国や思想が違う人に対して攻撃する人も、政治家の不正や隠蔽やウソも、煽り運転をする迷惑者も、親の建前や本音も、全部子供たちは見ている」と切り出した。
そして、「この国で将来大人になる子供たちが見ている。それに見合うだけの優しさはちゃんとあるのかな」と続けた。不寛容な出来事が多く見られる現代社会の一端を指摘し、危惧を示した格好だ。
この野田の主張には多くの反響が見られる。同投稿は6日の真夜中に更新されたものだが、およそ7時間を経て「いいね」の数は2万3千件を超え、数多くのリプライが寄せられた。
そのコメントを見ると、「何か世の中全ての歯車がおかしいよね」「そうだね。。この国は大人も疲れ果てていよね」「人の不幸で喜ぶひとが多すぎる」「忖度しながら働く親の世代よりしっかり世の中を見ていると思います」などと共感の声が相次いだ。
同時に「みんな元は優しい人間なんだよ。だけど成長と共に、その優しさがわからなくなってしまうんだと思う」と現代の大人が抱えた悩みに触れるコメントも見られる。
以前から野田は、自身のSNSなどを含め、社会が抱えた痛みや迷いに対して自身の考えを発信してきた。最近では一般紙でいじめ問題に触れ、若者世代へのメッセージを送っている。
今回のツイートも、多くの人が様々にあふれる社会の葛藤を立ち止まって考えるきっかけになっているようだ。
野田のツイートには「多かれ少なかれ、このヨージローの言葉を目にしてドキー!てしてる人いると思う」「自分も含めて責任を持たないと」とのコメントや、「不安だから自分と違うものを否定、攻撃する。強い人はいつも優しい。私はどうだろう」などと自問自答する声も広がっている。

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