TOKIOの国分太一が、10日放送のTBS系朝の情報番組『ビビット』で、9日亡くなったジャニーズ事務所の創業者で社長のジャニー喜多川さんへの思いを明かした。

 ジャニーさんの訃報を伝えるVTRを、口を結んで観ていた国分。過去の映像が流れた際には表情を緩ませることもあったが、VTR明けには涙を流し、「この顔は一番ジャニーさんが嫌がっていると思うけど、やっぱり長かったんですよね。残念です」と声を振り絞り、改めてジャニーさんの訃報を伝えた。

 そして「気持ちの整理がつかないまま、番組の時間がきてしまいました。泣いている姿を見たら相当怒ると思うんですけど。こんなつもりではなかったんですけどね、すみません、ジャニーさん」と吐露。「振り返ると31年が経ちました。31年の間で素晴らしさ、仕事の魅力、難しさ、たくさんのことを教えてもらいました。この番組を始める時も非常に迷いました。でも心のなかにはジャニーさんが言っていた『ユー、やっちゃいなよ』。その言葉がずっと胸の中にあります。いろんなことをチャレンジしている所属タレントが持っている言葉です。その言葉で新たな挑戦ができるようになったと思います。本当に感謝しかありません」と思いを明かし「こんなつもりがなかったんですよね。毎回泣いちゃってる」と述べた。

 訃報に触れたのは9日20時過ぎだったという。「この3週間奇跡が起こるんじゃないか、回復することしか考えていなかったので、受け止めるまで時間がかかって。ジャニーさんの顔を見たときは涙が出なかったけど、VTRが流れるとすごさが伝わってきて…」。また、「集まれる人間は全員集まったと思います。マッチさんがいるところに、なんとなくですけど、みんな集まっていて、マッチさんの言葉を待つわけでなく、そこにいたり。思い出話や、ジャニーさんの魅力とか、尽きなかったですね。泣いているメンバーもいましたけど、結構みんな何とも言えない空気を受け止めながら話していました」と明かした。

 7月2日放送では、当時入院中のジャニーさんを何度も見舞いに訪れたことを報告していた国分。当時は「ジャニーさんに元気になってもらいたい、なんとかみんなんでジャニーさんに復活してもらいたい。ジャニーさんも新しいグループ、新しいエンターテインメントを世の中に見せていきたいと思っていると思います」と語っていた。

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