ありのままの私を詰め込んだ1枚
――続いての「アズライトブルー」はWEAVERの杉本雄治さんが作曲で参加されています。すごくキャッチーですけど、歌うのが難しそうですね。
曲調がここからまた変わるので「おっ!」となってもらえる1曲だと思います。確かに難しい1曲ではあったんですけど、曲や歌詞が自分の中にあったものと似ている、近い印象の曲だったこともあり、アプローチの仕方は自分の中に明確にあったので、歌うにあたっては迷いはなかったです。
――共感ポイントが多かったんですね。お好きなフレーズはありますか。
<誰かを想う気持ちも この星の上じゃ 泡沫に見えるけど>のところが気に入っています。誰かの事を想っていても、気づいてもらえなかったり、あしらわれてしまったり、そういった経験は皆さんにもあると思うんです。すごく自分でも共感出来た歌詞でした。
――「アズライトブルー」というタイトルに込められた思いは?
もともと、歌詞もタイトルも今とは違いました。この曲を頂いた時に私の中で青、水のイメージがありました。いくつかある候補の中で出てきたタイトルが「アズライトブルー」で、爽やかな青ではなく、ちょっとくすんだ心の奥底にある色というイメージなんです。
――すごく印象的なタイトルです。続いての「君がくれた光」は疾走感もありライブがイメージしやすい1曲ですね。
今作の収録曲の中では明るいイメージの楽曲です。この曲は迷いもある中で、どう進んでいかなければいけないのか、進むべき道がしっかりとある曲なのかなと思います。特に落ちサビの<ひとり 街の中 うつむいてしまう時も>の歌詞が気に入っていて、ここにくるまでに助けてもらった友達や、家族のような大切な人を思い出させてくれました。中には「どうせ夢なんか叶わないでしょ」と冷ややかな目の人もいたんですけど、私を信じて応援してくれる人もいるので、その応援してくれた人達のことを思い浮かべながら歌いました。
――どうせ叶わないと夢や目標に否定的なことを言われたこともあったんですね。
はい。私は否定されるのが嫌で、落ち込むこともあったんです。けど、応援してくれる人も沢山いたので、ここまで頑張ることが出来ました。
――「君がくれた光」の歌詞にもリンクしますね。最後は「I will」でバラード曲ですが、しっとりとした楽曲はいかがでしたか。
バラードは表現力がないと歌うのが難しい、すごく大人っぽい雰囲気ですし、私に歌えるだろうかという不安が大きかった曲です。でも、歌詞が付くことによって、ここに辿り着くまでの自分を思い出させてくれた、身近に感じることが出来た曲なんです。すごくグッと来た1曲です。
――どんな事を思い出しました?
良いことも悪いこともですね(笑)。それらがあったから今の私がいるんだなと、それらをしっかり抱えて進んで行こうと希望に満ちた曲でもあるんです。
――ライブで歌ったらウルっときちゃいそうですね。最後に「I will」で締めるという曲順も良い感じですけど、ご自身もアイデアを出されて?
アイデアを出させていただいて、割りとスムーズに決まりました。1曲1曲のカラーがわかりやすかったので、決めやすかったです。
――EPとして1枚の作品が出来上がったわけですけど、どんな方により刺さるEPになったと思いますか。
何かを始めようと考えていて、躊躇(ためら)っている人です。実際に今私もこの先どうなっていくのかわからないじゃないですか。不安や迷いもあった時期を超えて、こうやってソロデビューCDを出せたので、説得力もでるんじゃないかなと思っています。夢を追いかけたいという人の、背中を押せる曲がたくさん詰まっていますし、私も一歩踏み出して頑張っていくので、EPを通して一緒に頑張って行こうと伝えたいです。
――さて、8月8日にはバースデーイベント「1st EP『Principal』発売記念Birthdayイベント」がZeppTokyoで開催されます。
私が生まれた日に皆さんと一緒に過ごせるというのがすごく楽しみです。毎年、沢山の方にお祝いして頂いて、最近は歳をとるのも悪くないなと思えてきて(笑)。今年も忘れられない誕生日になったら良いなと思います。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
1曲1曲の個性がすごくあるんですけど、透明感のある曲が揃っていて、ありのままの私を詰め込んだ1枚になっているので、ぜひ私の新たな一面を見ていただけたら嬉しいです。
(おわり)











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